2006年08月27日

【!傑作!】映画評 『太陽』 アレクサンドル・ソクーロフ監督

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あの本当にすごいヒトラー映画『モレク神』を世に放ったロシアの鬼才アレクサンドル・ソクーロフ監督が、その連作として昭和天皇と戦争を題材にとり、しかも主演にイッセー尾形を起用したと聞いたとき、正直かなり不安でした。
鬼才といえど何かしら勘違いをして、日本人から見るとイタい部分が目立ってしまうんじゃないか、みたいな。しかし今回我々の眼前に現れた作品は、

マジですげぇ逸品でした。

何が凄いって、そもそも「天皇の戦争責任」などという商業的観点をまったく相手にしていない大胆不敵ぶりです。美化も誹謗もせず、徹底的に人間と時代の本質を掘りぬこうとするソクーロフの信念、そして圧倒的な映像表現。これにはまったくシビれました。

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前作『モレク神』は、「権力」と男性意識、女性意識の絡みを描いた作品でした。これに対して『太陽』は、「権威」と男性意識、女性意識の絡みを描いた作品として解釈できるでしょう。自らの意志で悪の権力の座に登りつめ、そして精神が分裂・崩壊していったアドルフ・ヒトラーと、最初から現人神という「無理とウソ」に満ち満ちたシナリオに置かれながら育った天皇ヒロヒトの対比を、ソクーロフは実に巧みに展開してゆきます。ヒトラーの別荘要塞と天皇の地下壕、ヒトラーを監視するナチ親衛隊と天皇の様子をこっそり窺う侍従、そして「母性」で男を包み込むエヴァ・ブラウンと皇后陛下.......それらはみな相似であり、同時に対比を内包しているのです。

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『モレク神』のヒトラーの別荘要塞は彼自身の満足の産物でしたが、天皇の地下壕は、本人にとっても不本意の産物です。常に地下壕の空気を満たしている、壕内の機械音とも米軍機のエンジン音ともつかぬ低い唸りは、「側近に対する自分の近視眼的な甘さが国情をここまで悪化させてしまった」という天皇の良心の呵責を衝く呪いのつぶやきにも聞こえます。あれは秀逸な音響効果です。

ナチ親衛隊はヒトラーを「守る」ための組織でしたが、完璧な警察国家をつくりあげてしまったことの皮肉の表現というべきか、『モレク神』の総統警護部隊はどうみてもヒトラーを機械的な目で「監視」していました。それに対し、天皇の様子を心配げにこっそり窺う侍従の視線は、よくも悪くも人間そのものの目でした。このへん、堅物で融通が利かなくて別に善人でもないけど、どこか憎めない侍従長のキャラクターを自然に演じていた佐野史郎が素晴らしかったです。

『モレク神』でのエヴァ・ブラウンは、ヒトラーの誤りを本能的に知り尽くしていながら彼の「ゆがみ」を糺すことなく助長し続け、同時に盲目化させる存在として描かれていました。それに対して『太陽』の皇后は、天皇が現実的観点を見失ったときにひっぱたいてでも正気に戻そうとするような度量の広い「女傑」でした。これって実際の皇后陛下のキャラクターとはかなり違うと思うんですけど、この作品的には文句無く「アリ」だと思います。「妖女エヴァ・ブラウンを制するには桃井かおりでなければ!」というキャスティングのセンスがじつに超時代的で圧巻です。

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........と、基本的にヒトラーに対置する形で、昭和天皇が結構ポジティヴに描かれているのですが、それだけでは終わりません。
物語の終盤、「人間宣言」を行って心身ともにリフレッシュした天皇が、ふと侍従長にたずねます。

「私の国民への語りかけを記録してくれた、あの録音技師はどうなったかね?」
「.......自決いたしました」
「...でも、止めたんだろうね?」
「.............いえ」


愕然とする天皇、そして一瞬後、決然とした表情で天皇を別室に引っ張っていく皇后。
「人間宣言」を行い、陽はまた昇った.......しかし天皇の意志とは無関係に、言い知れぬ澱みやゆがみもまた、陽とともに昇った.......

凄い。あまりに凄いラストシーンです。
正直、打ちのめされました。ここまで強烈な作品だとは思いませんでしたよ。
英高級紙ガーディアンをして、『ベルリン国際映画祭の審査員は、この作品を無冠に終わらせたことを恥じるべきだ』と言わしめただけのことはありますの。

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イッセー尾形と佐野史郎と桃井かおりの競演、というだけではいかにもイロモノ系っぽいのですが、いやー、いざ見終わってみると、渡辺謙や役所広司のハリウッド進出がどうのこうのというのが実にチンケな話題のように思えてきますよ。日本国内向けとしか思えないクセ者俳優3人の実力を200%炸裂させて、ヨーロッパ各国で絶賛されてしまったソクーロフ監督ってすごいです。すごすぎます。しかし桃井かおりなんてどうやってチェックしてたんだろう? 謎すぎるっす。
しかしそれにしても主演のイッセー尾形、あの昭和天皇の酔拳じみたカリスマパワーをまったく遠慮なく再現していて本当にお見事でした。遠慮なくというのが超ポイントです。昭和天皇もあの世できっと満足されていることでしょう。実にブラボーであります(爆)

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ときにこの作品、日本では右翼左翼のデリケートな問題から公開がためらわれていたそうですが、どうも杞憂に終わったようですね。というか実際の話、内容が日本国内でのマスコミ議論のレベルを遥かに超越しているので、効果的にケンカをふっかけるきっかけすら見つけられないというのが正直なところじゃないでしょうか。なさけないですけど、実際そんなもんだからしょうがないっす。

この映画、確かに万人向けの作品ではありません。しかし自分のように、NHKスペシャルの終戦工作秘話や大日本帝国末期戦記のたぐいを扱ったTV番組・映画を思わずチェックしてしまう者にとっては、超必見の映画です。
細部表現でも、例えば御前会議の陸軍大臣の「言ってるそばから無理がにじみ出てる」暑苦しさや、会議終了後、会議室から人が出て行くときの空虚感、そしてそれら全体が醸し出す説明不要の終末的ムード.......本当に圧倒的な映像表現ですよこれは。「これだ! これぞ、遂にかゆいところに手が届いた作品!」と唸らずにいられません。嗚呼、なぜ、なぜこれまで日本人自身ではここまで核心に斬り込めなかったのか? あ、日本人だからか!.......じつに哀しき自己完結でありまする(笑)

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P.S.
@この映画、「天皇映画」でありながら玉音放送の場面が無い、ってのがまた確信犯的でスゴいっす。
Aそういえばこのソクーロフのシリーズ、レーニンを主役にした『牡牛座』という映画もあって、本当はそれも含めないと真の大構造を語れないので早く観たいっす。つか、今回の『太陽』の評判によって、『モレク神』も含めてぜひ3つまとめてDVD化してほしいです。たのんます。
 
posted by 桜樹ルイ16世 at 11:57| Comment(54) | TrackBack(86) | 映画・TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
さすがソクーロフ監督でした。逸品でした。
こちらを読んで、『モレク神』も非常に観たくなりました。

MSNのインタビュー記事によると桃井採用の件は
"桃井さんは尾形さんと一緒に来て、「私を使ってくれるの?」と聞いてきました。彼女は必ずしも実在の皇后と似ていませんが、彼女にお願いしたらあらゆることに対応できると思ったので、起用しました。"
と語られています。押しかけ?
Posted by かえる at 2006年08月27日 13:19
うーむ

傑作と聞き及んでいたので必見と思っておりましたが
これは是が非でも見に行かねばなりませんね
Posted by Benelli at 2006年08月27日 14:41
こんにちは♪

ソクーロフ監督作品は今作が初めてだった
んで氏に対する先入観が無かったお陰でこの
作品の持つ凄さっていうんですかね?その
辺がストレートに伝わってきてすっかり
魅せられてしまいました。
「モレク神」&「牡牛座」も観てみようと
思います♪ (゚▽゚)v
Posted by 風情♪ at 2006年08月27日 14:44
私も桜樹さんの評価を読むと、この映画を無性に観たくなりますねー。

どうもマスコミも腫れ物に触る様で、内容について良いも悪いも伝わってこなかったのですが、ようやく観に行くふんぎりがつきました。

どうも有難うございます。観る前から3本組のDVDが欲しくなりましたw。
Posted by maro' at 2006年08月27日 14:58
この映画は非常に興味を持っておりまして、是非とも鑑賞せねば、と思っていたところ、
このような詳細なレビューを拝見させていただきましてますます期待が膨らむばかりです。
個人的には善悪を超えた共感心理を描いた「カポーティ」と見比べてみたいなあ・・・と思っております。
かのイーストウッド御大の硫黄島2部作が、戦中日本人の心理にどこまで迫れるかも興味あるんですが、ハリウッドのくびきからは逃れられぬ以上、本作は超えられないだろうなあ・・・とも思っとります。

しっかし、『父権』から逃れるために武装SSに入隊したグラス氏の記事を見て思うのですが、
天皇制にせよ民族社会主義にせよ、権威主義の権化であるはずなのに、
何故かその中核思想そのものには『父親』の匂いがしない、というのは不思議ですね。
Posted by 萩久保 at 2006年08月27日 15:45
なるほど。これは是非観たいですね。
日本人がこの問題を映画化するのは自主制作でもなけりゃ不可能ですよね。
DVDが出たら3作とも絶対買います。
Posted by カニオ at 2006年08月27日 15:59
いま公開中なんですね!
父にソクーロフの作品は必ず押さえておけといわれて十数年、未だに「静かなる1ページ」しか見ていないのですが、これは是非とも見なければなりませんね。

しかしソクーロフはDVD、ほとんど出ていないんですよね。。。。
もっとも、ロシア系の映画全般の特徴として、映像が非常に繊細なので、TVモニターを通して鑑賞することになじまないような気もするのですが。
Posted by アロヲ at 2006年08月27日 17:06
コメントTBありがとうございました。
恥ずかしながら「モレク神」も「牡牛座」も、
NHKスペシャルを見る機会もなかったのですが、
それを見てらっしゃる方が細部表現まで圧倒的とおっしゃられるなら、
僕も後乗り便乗で手放しに褒めたい作品です。
Posted by 現象 at 2006年08月27日 21:40
コメントとTBありがとうございました。ここの感想はお見事と言うか、この映画の感想にありえる変な勘違いが皆無で、そうかといって表面的だけではなく深いので楽しく読みました。
ソクーロフの他作品を観ていないのでちょっといかんなあと自戒しております。
Posted by しぇんて at 2006年08月27日 22:22
レビュー有り難うございました。

なんかもう只一言しか見つかりませんな。

見たい。

あ、で、ウチのmixi日記にURL掲載させて頂いてもよろしいでしょうか。
Posted by ぉ拓 at 2006年08月28日 00:26
おお、絶賛ですね。
観る前に想像した物とは違いましたが、実に興味深い作品でした。
日本人にこれは撮れないでしょうね。
当然あるべきシーンが無く、「エッ?」と思うようなシーンがある。
私はそれなりにニュートラルに歴史を観る目を持っているつもりでしたが、これだけでもいかに固定観念という物が強いかと思い知らされました。
この映画、基本的には天皇という極めてユニークな人物を通して見た日本の心象風景と受け止めました。
万人受けする映画ではないと思いますが、色々な意味で興味の尽きない作品ですね。
Posted by ノラネコ at 2006年08月28日 00:49
こんにちは! TBとコメント有難うございました。
「モレク神」ご覧になっていらっしゃるのですね? こちらの紹介文読ませて頂いてますます観たくなりました。 
過去に観た複数の「一番長い日」ドラマとはまったく違ったアプローチの今作品! 素晴らしかったですよね(^^)
Posted by マダムS at 2006年08月28日 08:56
あっ それから何度もごめんなさい!!
「玉音放送」ですが、エンドロールの時に音楽に紛れて流れていたような気がするのですが、私の空耳でしょうか・・確認のためもう一度観たいかも(笑)
Posted by マダムS at 2006年08月28日 08:59
コメント、ありがとうございました。
いただいたTBも掲載致しました。
お手数かけましてすみません。

『モレク神』 を観たのは旧ソ連のエストニアでのことで、
当然、ヒトラーが主人公ということ以外何が何やらわからず、
けっきょくそのまま日本でも公開を観逃していたんですが、
こちらを拝見して、すっかり解釈した気になりました。
どうもありがとうございます。

完全に繊細なヨーロッパ映画なのに、
そのなかでここまで、しかも天皇の姿が、
なんの違和感もなく描かれていたことに奇蹟を感じました。
マジですげぇ逸品だと思います!
Posted by 栗本 東樹 at 2006年08月28日 20:24
★かえるさん
おおおおー、桃井かおり起用秘話ありがとうございました! いろいろな意味で大納得で大満足であります。
「彼女は必ずしも実在の皇后と似ていませんが、彼女にお願いしたらあらゆることに対応できると思ったので、起用しました」.....いやー、さすがは巨匠、じつに極めた発言です。しかもおもしろすぎます。中村玉緒とかも気兼ねなく活用できそうなあたりがすばらしいです。


★Benelliさん
ええ、実にこの映画は必見でございますよ。ただし映画館の周辺は昭和中期の場末感バリバリなオーラに満ちているので、そういうのを気にしない人と一緒に行くほうがいいかもしれません。まー、一発観てしまえばそんなことは全然どうでもよくなりますが(笑)


★風情♪さん
本文でも告白したように、自分はけっこう先入観あったんですけど、そんなもんソクーロフ監督の北斗剛掌波の一撃で吹き飛んでしまいました(笑)
ソクーロフの映画では、全編90分一発撮りが世界の話題となった『エルミタージュ幻想』だけが入手容易なのが残念であります。『太陽』のヒットの余波で『モレク神』『牡牛座』が国内でソフト化されるよう期待したいところです。


★maro'さん
いやー、興味を持っていただけてなによりです♪
>どうもマスコミも腫れ物に触る様で、内容について良いも悪いも伝わってこなかった!
まったくです。なんか度胸無いっすよねー、といいたいところですけど、実際のところは、本作の内容をきちんと咀嚼して媒体上で紹介することが出来ないんじゃないかと思います。パンフレットに田原総一朗のインプレッション記事が載ってるんですけど、「マスコミ脳」のキャパシティの限界を見せつけるような内容で、じつに哀しい限りです。


★萩久保さん
お役に立ててなによりであります♪
>イーストウッド御大の硫黄島2部作
まー、本作のように、日本人の情緒性の奥に分け入ってくるような「異文化理解」は無いでしょうけど、合衆国には合衆国なりの良さがあると思うので、そういう意味で突き抜けた作品になってくれればいいなぁ、と思います。

>しっかし、『父権』から逃れるために武装SSに入隊したグラス氏の記事を見て
>思うのですが、天皇制にせよ民族社会主義にせよ、権威主義の権化であるはず
>なのに、何故かその中核思想そのものには『父親』の匂いがしない、というのは
>不思議ですね。
そうですね。やはり「劣等感からの完全脱出」みたいな屈折した欲求が出発点になっている場合、たとえばナチがそうですけど、父権的システムでありながら「母性の徳」をふりかざしたりしますね。そのへんの心理の追究を行う場合、たとえばハインリッヒ・ヒムラーの内面なんかを探るといろいろ面白いものが出てきそうに思います。


★カニオさん
>日本人がこの問題を映画化するのは自主制作でもなけりゃ不可能ですよね。
同感です。というか、イッセー尾形+佐野史郎+桃井かおりって、何気にそのまま国内のインディーズ系映画っぽいあたりが絶妙でスゴいです(笑)


★アロヲさん
>父にソクーロフの作品は必ず押さえておけといわれて十数年
す、すんごい慧眼なお父様ですね! おもわず、ウチの何のとりえもない父(故人)のことが思い出されて恥ずかしい限りです(爆)

>しかしソクーロフはDVD、ほとんど出ていないんですよね。。。。
そうなんです。しかも、入手容易な『エルミタージュ幻想』はけっこう高価ですし。なので今回のこの一発でそのあたりに地殻変動が起きることを願ってやみません。

>もっとも、ロシア系の映画全般の特徴として、映像が非常に繊細なので、TVモニターを
>通して鑑賞することになじまないような気もするのですが。
それはそうなんですけどねー。タルコフスキーとか。でも状況からしてそんなこといってられないので、心眼を鍛えることにします(笑)


★現象さん
>恥ずかしながら「モレク神」も「牡牛座」も、
>NHKスペシャルを見る機会もなかったのですが、
>それを見てらっしゃる方が細部表現まで圧倒的とおっしゃられるなら、
>僕も後乗り便乗で手放しに褒めたい作品です。
恥ずかしながら、その手の領域については海原雄山(自称)なみに自信満々なので、おまかせください(爆)
ということで、山岡士郎に負けたときの態度の見苦しさが非常に見ものです。しかし、中期以降は妙に人格者になってしまってつまらんぞ海原雄山.....あ、すんません話が逸れました(笑)


★しぇんてさん
お褒めいただきありがとうございます。
それにしても、『エルミタージュ幻想』以外のソクーロフの作品は、観ようにも国内ではほとんど入手不可能なのがツラいです。それゆえ、たとえば本作と『ヒトラー最期の12日間』を比較している評論が散見されるのを見るに、じつに歯がゆい思いが募ります。これはひとえに「商品」を追うだけで「作品」を軽視しがちなわが国のソフト業界の問題なので、そこに対して怒りをぶつけたいところですね。


★ぉ拓さん
燃えていただきなによりです。うひょー!!
.....しかし旦那、必見ですぜこれはマジで。
>あ、で、ウチのmixi日記にURL掲載させて頂いてもよろしいでしょうか。
おお、ありがとうございます。光栄です。ということで、全然おっけーなのでよろしくお願い致します〜♪



うおー! 今日はここまでです。続きは次回です。申し訳ないですけどちょっと待っててね♪
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年08月29日 00:43
桜樹ルイ16世さん、はじめまして

TBとコメントありがとうございます。
ヒットしているおかげで、確実にDVDになりそうなので、
牡牛座、モレク神もDVD化してくれればいいなって思ってます。
Posted by MAR at 2006年08月29日 04:23
★ノラネコさん
>当然あるべきシーンが無く、「エッ?」と思うようなシーンがある。
さすがノラネコさん、するどい表現ですね。また、自分が意外と固定観念に縛られていたんだなーと認識した、というのもまったく同感です。それって結局、いかに天皇が人間として疎外されつづけていたかの逆証明みたいなものですから。で、今さらながら多少申し訳ない気がしたりして(笑)

>この映画、基本的には天皇という極めてユニークな人物を通して見た
>日本の心象風景と受け止めました。
同感です。また、日本国内だと「心象風景」という言葉の意味が極めて狭くなりがちですね。ぶっちゃけ『三丁目の夕日』とか大林宣彦の尾道三部作みたいなイメージしか出てこない感じで、まー、決してそれが悪いというわけではないけれど、「文化的現実の本質を昇華させた結果」としての心象風景を描ける海外の映像作家は凄いなぁ、と今回も感嘆してしまう次第であります。


★マダムSさん
>過去に観た複数の「一番長い日」ドラマとはまったく違ったアプローチの今作品!
>素晴らしかったですよね(^^)
まったくですね。で、そう考えると、「一番長い日」系のドラマって、忠臣蔵みたく何気に「お約束的な手続きのカタマリ」みたいなものになってしまっているんだなー、ということに気づかされます。そんなもんで自分もこれまでそこそこ満足していたわけで、けっこう情けなく思ってしまう次第ですよ(笑)

>「玉音放送」ですが、エンドロールの時に音楽に紛れて流れていたような気が
>するのですが、私の空耳でしょうか・・確認のためもう一度観たいかも(笑)
これはまったく正しいです。そう、ソクーロフはあれを「音楽」として使用したのです。なんという現代芸術的精神でしょうか。またもわが国完敗でありまする(笑)
でもって自分がことさら「玉音放送の場面が無い」と書いたのは、上記ノラネコさんへのレスに書いた「意外と強い固定観念」の問題との絡みからですね。自分はけっこう日本と日本人を客観視しているつもりだったのに、じつは「玉音放送をバックに皇居二重橋でひれ伏すおばちゃんの映像」を無自覚に「あるべきもの」として待っていたりしたわけで、いやー、国際社会に打って出るにはまだまだ修行が足りないことを実感しました。


★栗本 東樹さん
おおお、わざわざありがとうございました!! また、お役に立てたようで嬉しいです。
>完全に繊細なヨーロッパ映画なのに、そのなかでここまで、しかも天皇の姿が、
>なんの違和感もなく描かれていたことに奇蹟を感じました。
まったく同感です。やはり、いくら民族文化や言語の壁があっても、わかる人は相手の本質を見事につかんでしまうものなんだなー、と思わずにいられませんでした。逆に、日本の才能ある映像作家は、どのくらい他国(あるいは他国史)の宿業の奥深くまで潜っていけるんだろうか、などと思ったりします。


★MARさん
>ヒットしているおかげで、確実にDVDになりそうなので、
>牡牛座、モレク神もDVD化してくれればいいなって思ってます。
ええ、なんだか映画業界自身がポジティヴな反響の大きさに驚いているらしいですね。でもって特に、『モレク神』国内DVD化のチャンスはもはやこれしかないと言えるので(笑)、自分も盛り上がりの一助となれるようがんばりますです。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年08月30日 00:23
TBありがとうございます。
日本では天皇を扱ったりしたら、史実に忠実に、
という意識の縛りが強すぎて「太陽」のような
事実にとらわれない自由な表現の映画には出来
なさそうですよね。
神の人間宣言というテーマから、戦時の現人神
という束縛から脱し人間性と家族をとりもどす
過程を創造したソクーロフ監督の力量に感服
しました。
Posted by kenkichi at 2006年08月30日 01:51
トラックバックありがとうございます。
この映画ののちに、ソクーロフも参照したハーバード・ビックスの『昭和天皇』を読み始めました(やはり日本語字幕監修をしていた吉田裕氏の訳ですが、映画ではいったい何を「監修」していたのか考えてしまいました)。
 まだ前半なのですが、興味深いのは、ビックスが冒頭で述べる「本書の姿勢」は、あくまで天皇には他の選択肢を選びうる可能性があり、その点で戦争責任があるのだと明確に述べている反面、皇太子時代の裕仁の人格形成において極限まで軍国主義の精髄をたたき込まれる帝王教育の叙述が、これでは彼にどんな思想的・政治的オルタナティブも芽生えようがないのではないか、という気にさせられる、そういうアンビバレンツです。
 それにしても素朴な感想をいえば、ソクーロフが「価値中立的に」描く昭和天皇のある種の人間らしさは、同時に、ビックスとは別のレベルで、昭和天皇に「責任」を問う余地を用意するように思え、私がそれまで持っていた天皇像――周囲に従順であり、あらがわないことを立憲君主制における自分の役割と任じていた天皇像――を静かに揺るがすように思いました。
Posted by antoinedoinel at 2006年08月31日 01:43
こんにちは。

ほんとうにいい映画でしたねー。
シネコンにもかかるようになってきましたし、いい傾向です。


この監督さん、アメリカ人は嫌いなのかな?
兵士は、もーバカバカだし、
マッカーサーもしょぼかったように思いました。
Posted by しまくま at 2006年09月02日 13:20
こんばんは☆
コメント有難うございました。
ソクーロフ監督の『モレク神』は未見でしたので、ヒトラーとの比較、興味深く読ませて貰いました。
そういえばソクーロフ監督は、歴史上の人物を描く作品を、もう一つ追加して4部作にする予定とか何処かで読みましたが、誰を持ってくるんでしょうか、気になりますね。
Posted by ラクサナ at 2006年09月02日 22:58
TB&コメントをありがとうございました。
ソクーロフ監督作品について、お詳しいので感心しました。
>決然とした表情で天皇を別室に引っ張っていく皇后
印象的な場面でしたよね。
因襲的な世界(過去)から、天皇を「新たな未来」へと導いてるようにも見えますね。
桃井さんとイッセーさんは舞台の「二人芝居」で何度か共演されており、
ロンドン公演でも高評価を受けたようなので、
もしかしたら監督さんは、その時の評判を耳にしていたのかもしれません。

>内容が日本国内でのマスコミ議論のレベルを遥かに超越しているので、
>効果的にケンカをふっかけるきっかけすら見つけられない

辛口ですねぇ(笑)。
マスコミ全体がそれほど低レベルだとは思いませんが、
やっぱりデリケートな問題だけに、迂闊に発言はできず、
とくに大手の機関ほど、「腰が引けてる」印象を受けます。
Posted by ゆっこ at 2006年09月03日 00:14
こんばんわっ。

TB&コメントありがとうございました。
「太陽」は映画としてすごく良くできていたと思います。
日本人の役者たちもすごく良かったし、
ソクーロフの演出には大満足です。^_^
Posted by Chocolate at 2006年09月03日 01:00
ぼくも、あの音響効果は素晴らしいと思いました。
それにしても悔やまれるのが、
観に行くのが遅れて
ラストの侍従長との会話を知ってしまっていたこと。
ただ、その後の皇后の目線までは知りませんでした。
Posted by えい at 2006年09月03日 12:31
うおーーーーー、そして「ドイツ旅行記」の続きと「マライ滞在記」・・・さらに「アッガイ訓練開始」・・・はどうなったのかね! がばれ、桜樹嬢! 世界が君のドイツ旅行記に大期待!

マライ滞在記は是非「日刊」でよろしく!バックログが12日から2週間以上溜まっているよ!
Posted by 松千代 at 2006年09月03日 13:46
★kenkichiさん
>日本では天皇を扱ったりしたら、史実に忠実に、という意識の縛りが強すぎて
>「太陽」のような事実にとらわれない自由な表現の映画には出来なさそうですよね。
そうですね。また、「事実にとらわれない自由な表現の映画」をつくったらつくったで、監督のエモーショナルなメッセージ性が強すぎて、事実の本質と無関係な「びみょーな怪作」になってしまいそうなあたりが心配だったりしますね。むむー。


★antoinedoinelさん
>ハーバード・ビックスの『昭和天皇』
おおお、そういえばこれ、過日ロシアン知人が読んで感銘を受けていた本です。日本社会のお約束事とは無縁な形で昭和天皇の人間的本質に迫ったナイス作品のようで、今さらながら読んでみたいと思っています。

>ビックスとは別のレベルで、昭和天皇に「責任」を問う余地を用意する
これは重要なご指摘ですね。「ロボット」ではなく「りっぱな人間的良識」を備えていたがゆえに、逆に「責任の自覚」が存在することになる、というのはまさにそのとおりでしょうね。よく言われることですが、日本国内だと宗教や社会通念において「契約」の観念が希薄なので、なあなあで済ますことが可能なんでしょう。それだと普遍的に価値のある教訓がなかなか出てこないんですけど。


★しまくまさん
>この監督さん、アメリカ人は嫌いなのかな?
まー、ヨーロッパやロシアでの「米国」イメージの平均がそもそもああいう感じだろうと思います。余談ですが、自分がJR恵比寿駅とかで目撃した米兵も似たようなものでした。ただ、米国人の知人によると「ミリタリーの人は米国社会の中でも独特な存在なのでそこは意識して欲しい」とのことなので、「アメリカ人一般」とイコールで捉えないようにしたいとは思いますが。
マッカーサーの描写については諸説分かれるような気がします。


★ラクサナさん
>そういえばソクーロフ監督は、歴史上の人物を描く作品を、もう一つ追加して
>4部作にする予定とか何処かで読みましたが、誰を持ってくるんでしょうか、気になりますね。
まったくです。今度は華やかなものにするつもりとの話ですが、ソクーロフで「華やか」といえば、『エルミタージュ幻想』みたくそれはそれで重い影のある映像世界になるのかな。いずれにせよ、どのような「終点イメージの提示」が行われるのか興味津々です。


★ゆっこさん
>桃井さんとイッセーさんは舞台の「二人芝居」で何度か共演されており、
>ロンドン公演でも高評価を受けたようなので、
>もしかしたら監督さんは、その時の評判を耳にしていたのかもしれません。
な、なんとそんなことがあったとは! 情報どうもありがとうございます。ロンドンで高評価というのはけっこう凄いことなんじゃないでしょうか。やはり、見るべきところで見るべき人が見ているということなんでしょうか。うむー!

>辛口ですねぇ(笑)。
>マスコミ全体がそれほど低レベルだとは思いませんが、
>やっぱりデリケートな問題だけに、迂闊に発言はできず、
>とくに大手の機関ほど、「腰が引けてる」印象を受けます。
そうですねぇ、自分の場合、気になる事物の本質に斬り込もうとせず、最初からしょぼい結論が見えているような議論しか提示しない日本マスコミと、それにけっこう満足している日本消費者たちの商業安定的構図がたまらなく嫌いなので、ナチュラルに「辛口」になるのかもしれません。日本ではけっこう無批判に「傑作」とされている映画『ヒトラー最期の12日間』もかなり酷評していますし。
まー、クラスに1人はいていいけど2人いると厄介だよな、というタイプの人間かもしれません(爆)


★Chocolateさん
>日本人の役者たちもすごく良かったし、
>ソクーロフの演出には大満足です。^_^
そうですよねー。海外の監督のもとで初めて能力を充分に引き出してもらえてしまった、というのが凄いですね。しかし、逆に日本人の監督が外国人俳優を使いこなした例ってあんまし聞きませんね。まー、だからダメだというつもりは無いんですけど、文化的影響力の相互性というものを考えるに、少なくとも、デーブスペクター程度のやつに大メディアで言いたい放題言わせている文化国辱的な現状は何とかしてほしいと思いますです(笑)


★えいさん
>それにしても悔やまれるのが、
>観に行くのが遅れて
>ラストの侍従長との会話を知ってしまっていたこと。
あああ、ウチの記事を読んでから観に行って興がそがれてしまったのなら申し訳ないッス。振り返ってみるにウチの記事ってけっこう完全ネタバレ路線なので、恐縮ですが今後はお気をつけ下さい。ということで、どこかに注意書きしておこうかなこれは。


★松千代閣下
>うおーーーーー、そして「ドイツ旅行記」の続きと「マライ滞在記」・・・
>さらに「アッガイ訓練開始」・・・はどうなったのかね! がばれ、桜樹嬢!
>世界が君のドイツ旅行記に大期待!
いやー、まいったな。ドイツ旅行記のあのドイツ旅行のあと、マライが来日して、今また再来日してるんですよねー。その間、東京ディズニーシー襲撃とかお台場コミケ襲撃とか広島激辛つけ麺襲撃とか、ネタはいろいろあるんで消化せねば。とりあえずドイツ旅行記、次回はハンブルク市街突入です。はむはむ。

>マライ滞在記は是非「日刊」でよろしく!
そりゃー旦那むりです。ちなみにマライ下宿に持ち込んだのはエレールのソミュアS35とブロンコのコメット巡航戦車であります。ぐおー!
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年09月04日 00:54
はじめまして、TBありがとうございました。
「モレク神」との比較での桃井さんの起用という見方はなるほど、と思いました。観てないとその辺は感じられないところですね。
>ぜひ3つまとめてDVD化してほしい
もともと三部作(四?)として位置づけられているのだから、通して観たいですよね。DVD化、私も切望いたします。
でもBOXセットはやめて〜(笑)貧乏人なので、レンタルにも落としていただけると助かります(笑)。
Posted by わかば at 2006年09月05日 23:07
さー 桜樹嬢、こちらも見るべし!

http://www.dreamship-ep.com/
Posted by 松千代 at 2006年09月09日 11:15
以前はTB有り難うございました。
本当に素晴らしい映像表現です。
イッセーさんの演技もやはり、一人芝居で鍛えただけあり圧巻でした。

もう一度、ロードショー中に見に行きたいと思っているのですが。ソクーロフの他の作品も見たい。なかなか集中出来る時間が今は持てないのですが。
Posted by Sora at 2006年09月13日 02:46
こんにちは。
すばらしい映画評ですね!
ソクーロフ監督の他作品はみていなかったので、そのような見方がありうると思って驚きました。
わたしも先日 太陽 を見た際には、ひとりの日本人としての天皇の日常をとらえ、そこからある面での本質を写しとっている良い作品だなあと感じ入りました。
Posted by ash. at 2006年09月15日 03:13
mixi足あとから来ました。
>玉音放送
これはエンドロールの後ろに流れる歪んだ音ではないでしょうか。
そう感じた途端、最高にシビレました。
Posted by sawa at 2006年09月15日 12:18
★わかばさん
>もともと三部作(四?)として位置づけられているのだから、通して観たいですよね。
そうなんですよー。でも、4作目は誰になるのかな?まだ明かされてないんですよね。「無能の苦悩」というテーマで某USA大統領とか出てきたら豪快ですが(爆)

>でもBOXセットはやめて〜(笑)貧乏人なので、レンタルにも落としていただけると助かります(笑)。
そ、それは言えますね。自分も貧乏人なのでよくわかります(笑)


★松千代閣下
おおお、マライによれば、そのドイツ製コメディのテレビ版は結構イケてるそうです。
Mr.ビーンみたく「映画版でパワーダウン」とかいうことがなければいいんですけど。


★Soraさん
>イッセーさんの演技もやはり、一人芝居で鍛えただけあり圧巻でした。
まったく同感です。それにしても、「冴えないサラリーマンの日常のリアル表現」芸がこのような形で世界的に開花するとは.........その一点だけでも充分驚愕に値する作品ですよね。


★ash. さん
お褒めいただきありがとうございます。
>ひとりの日本人としての天皇の日常をとらえ、そこからある面での
>本質を写しとっている良い作品だなあと感じ入りました。
そうなんですよね。本質なんですよね。逆に日本の作品の場合、天皇に触れる時点で「本質論」そのものがタブー化してしまい、「形式」の無難な準備だけが目的化してしまうわけですね。でもってそれがマトを外したものだったらいざしらず、今回は見事に「日本の何らかの歴史的秘孔」を的確に突いてしまったので、日本人としてはただ感嘆するしかないわけですね。すばらしいことです。


★sawaさん
>これはエンドロールの後ろに流れる歪んだ音ではないでしょうか。
そのとおりです。マダムSさんへのレスにも書いたように、あれを「音楽的に活用」というのは実にイケてるセンスだと思います。日本の映像作品の「二重橋で土下座」画像のワンパターンぶりとあまりに対照的で。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年09月17日 09:59
はじめまして!(足跡帳は別)
太陽、ヨカッタ組の者です。
こんなにゾクゾクした映画は、珍しかった、自分の中でね。
ソクーロフ監督の他の2作品、見たコトないんですよ、まだ。
でもここに来て、桜樹ルイ16世さんのレビューを読んで、
「モレク神」が急遽、見たいリスト候補に浮上。
まだ、DVDになってはいないのね・・・
早稲田松竹あたりでやらないかしら・・と、期待してみるか〜

で。私のボキャブラリーって、貧相極まりなく、
相手に伝えるのにいつも四苦八苦するんですが、
「太陽」を見て、感じたコト、すごーく桜樹ルイ16世さんと共感できるのですよ。
専門的な視野は私にはないから、その辺はスルーするとして、
見て感じたコトとか、思ったコトとかが、非常に近い。
あ、コレコレー!! そうそう、私もそう思う!!
つーのがありすぎです。
嬉しいくらいに(笑)
Posted by あんじーた at 2006年09月17日 10:56
★あんじーたさん
お褒めいただきありがとうございます!

>あ、コレコレー!! そうそう、私もそう思う!!
>つーのがありすぎです。
>嬉しいくらいに(笑)
そう仰っていただくと嬉しいですよー! しかしこの映画、決して「わかりにくい」内容ではないですが、感性の深奥に訴えかけるつくりなだけに、「感じたこと」の言語化と例示がひじょーーーに大変でした。ふつう半日で書けるものが倍以上かかりましたからね。そういう意味でも今回、ソクーロフという人間の凄さ、映画芸術の奥の深さというものを再認識した次第です。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年09月18日 10:09
TBどうもです。
全く脱帽な作品でした。
虚構で現実を描くということの素晴らしさを体感させてもらいましたわ。
こちらもTBしました。
よろしくです。
Posted by ひし at 2006年09月18日 23:01
TBとコメント、ありがとうございました!
『男たちの・・』をDVD鑑賞した後での、この作品だったので、「マジですっげえ逸品」以上の異常な感動を覚えました(笑)
時間軸の変化の間に芸術的かつ幻想的なシーンを入れることによって、違和感なく数ヶ月の時間経過感じられましたね。
Posted by rino at 2006年09月18日 23:33
どうも初めまして。TB、コメントありがとうございました。
絶賛している所を申し訳ありません。僕はこの映画を観て眠たくなってしまいました(反省)。
この映画を観る直前に『蟻の兵隊』を観て、政府や天皇にちょっとした不信感を抱いていたのが原因かもしれません。
Posted by えめきん at 2006年09月19日 07:12
★ひしさん
こちらこそよろしくです〜♪
>虚構で現実を描くということの素晴らしさを体感させてもらいましたわ。
そうですねー。虚構というと、「なんでもあり」っぽさが漂う方向性のものをついつい連想してしまいまいがちで、その意味でもみごとに思考の逆手を取られた思いがしますの。なんか、柔道の投げ技を天才的にキメられてしまった瞬間の「負けて悔いなし」感とはこのことなのかもしれません(笑)


★rinoさん
>時間軸の変化の間に芸術的かつ幻想的なシーンを入れることによって、
>違和感なく数ヶ月の時間経過感じられましたね。
まったく同感です。まー、「いかに無難にこなすか」が最重要課題だったこれまでの国内での「天皇表現」だと、幻想的なシーンを入れること自体がそもそも想定外だったわけですけど、本作の影響を受けて今後は何かしら変化していくんでしょうか? でも、影響されただけで、「つまらない亜流的表現」が出現するだけという展開だけは避けて欲しいですよね〜(笑)

>『男たちの大和』
ええ、ええ、あれ、「映画芸術」として国際基準の視点で鑑賞した場合はどうしようもないのですが、思い切って発想を転換し、あくまで国内向けの「鎮魂ツール」として評価した場合はそれなりに良くできたものかもしれないのー、と思ったりします。
もしお読みになりたければ過去の.....と思ったらリンク移動がめんどいかもしれないので、下記URLをご参照下さい。
http://hyperborea.seesaa.net/article/11035263.html


★えめきんさん
>僕はこの映画を観て眠たくなってしまいました(反省)。
>この映画を観る直前に『蟻の兵隊』を観て、政府や天皇にちょっとした
>不信感を抱いていたのが原因かもしれません。
なるほど、事前にどういう作品で心を打たれたか、の影響というのは大きいかもしれませんね。納得であります。自分にしても、『モレク神』に出会わなかったら『ヒトラー最期の12日間』をあんなに酷評しなかったかもしれませんし.....いや、そうかな??(爆)
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年09月19日 10:09
こんばんは。
私もその三部作DVD化希望に一票!笑
…って何の知識もないので、こちらで大変勉強になりました。
そうそう、イッセー&桃井コンビ、謙さんや役所さん真田さんよりも凄いっ!って思っちゃいますよ。佐野さんも随分貢献なされた様で。
うー、日本人より日本らしいこの映像感覚には、嫉妬さえいたします。苦笑
でも、やはり日本人には無理かもですね…
天国であのお方は、きっとほくそ笑んでますよ。爆
Posted by charlotte at 2006年09月19日 20:14
★charlotteさん
お役に立てて、自分も非常に嬉しいであります。

>そうそう、イッセー&桃井コンビ、謙さんや役所さん真田さんよりも凄いっ!って
>思っちゃいますよ。佐野さんも随分貢献なされた様で。
謙さんや役所さん真田さんは、確かにあれはあれで立派なものだと思うのですが、いやぁ、ハリウッドだけが「世界への登竜門」ではないのよね、ということを実感させられてしまいました。
というか、『ラストサムライ』ヨイショ系の芸能マスコミのノリがちょっといけませんねーというか(笑)

>うー、日本人より日本らしいこの映像感覚には、嫉妬さえいたします。
ほんとですよねー。しかも監督が「日本通」というわけでもなさそうなのがまた凄いです。単なる才能というものでしょうかこれは。

>天国であのお方は、きっとほくそ笑んでますよ。爆
この「ほくそ笑む」という表現は秀逸です。まったく同感です。今さらとはいえ、いい理解者が出現してくれてよかったですね、昭和天皇。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年09月21日 10:28
★!!特報!!★

マイミクのmaro'さん日記ページへの書き込み情報によれば、東京は池袋の新文芸坐で10/21深夜、あの超ヒトラー映画『モレク神』の上映があるそうです。もしご興味と時間的余裕その他があればぜひどうぞ! 吾輩はたぶん行きます。

http://www.shin-bungeiza.com/allnight.html
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年09月21日 10:34
こんにちは
権力と権威・・・興味深い対比だと思います。
ヒトラーと違って昭和天皇の場合は、国家の最高位にいながら実質的権力をもっていない。戦争責任を重ねて考えれば、そのカラクリは外国人から見ると非常に分かりにくいだろうと思います(いや、日本人ですら理解しているとは言いがたいかも・・・)。しかし、その分かりにくい権力・権威のカラクリが、最小限のキャストたちの中でうまく表現されていました。また、目の前にいる(どう見ても元首らしからぬ)天皇をどう把握していいものやら、と困惑したマッカーサーの表情が印象的に映りました。
昨年見た『ヒトラー最期の12日間』と比較しながら、ぜひ同監督の『モレク神』も見てみたいです。
Posted by 朱雀門 at 2006年09月23日 13:31
★朱雀門さん
>ヒトラーと違って昭和天皇の場合は、国家の最高位にいながら実質的権力を
>もっていない。戦争責任を重ねて考えれば、そのカラクリは外国人から見ると
>非常に分かりにくいだろうと思います(いや、日本人ですら理解しているとは
>言いがたいかも・・・)。
>しかし、その分かりにくい権力・権威のカラクリが、最小限のキャストたちの
>中でうまく表現されていました。
まったくまったく同感です。「余計な」浪花節的演出が無く、すべて本質に迫る「問い」で構成されていたため、そういったカラクリがうまく浮き彫りになってくれたようにも思えます。うーん、そういう意味でも『ヒトラー最期の12日間』はちょっといけない映画でしたねー。ドイツなりに(笑)
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年10月21日 08:28
こんにちは。お久し振りです。
弊ブログへのトラックバック、ありがとうございました。
こちらからも、コメントとトラックバックのお返しを失礼致します。

詳細な貴ブログ記事を読ませて頂きました。
この作品は、非常に難しい題材でありますが、イッセー尾形さんの表現者としての見事さと監督 アレクサンドル・ソクーロフ氏の作り手としての真摯な姿勢を強く感じる、見応えのある一本でありました。

また遊びに来させて頂きます。
改めまして、今度共よろしくお願い致します。
ではまた。
Posted by たろ at 2006年10月21日 12:16
はじめまして。TB有難うございます。
僕は、ソクーロフ監督のヒトラーを描いた『モレク神』は観た事がありませんが、非常に興味深くBLOGを拝読させていただきました。

確かに万人ウケの映画ではありませんが、ギューっと目を凝らすように、同じように耳をすますように緊張感を走らせながら観る映画でした。
僕は終戦直後は勿論生きていませんし、ましてや宮中の中の出来事なんで全く知りませんが、昭和天皇も、彼自身が『人間』であるが故に、声にすることも出来ない苦悩に苛まれていたんでしょう。
それを演じきるイッセー尾形に、もはや脱帽するばかりでした。
Posted by Cyber at 2006年10月21日 16:00
★たろさん
>この作品は、非常に難しい題材でありますが、イッセー尾形さんの表現者と
>しての見事さと監督 アレクサンドル・ソクーロフ氏の作り手としての真摯な
>姿勢を強く感じる、見応えのある一本でありました。
非常に同感です。なんというのか、これまでの「天皇と戦争」にまつわる国内産の諸作品が、有形無形のさまざまな制約に配慮(というか妥協)し、そこでの「最大公約数」を算出しながら映像化するやり方しかとっておらず、しかも受け手である我々もそれに慣れきっていたんだなー、ということを痛感させられます。そんなんでは立派な「作品」が成立する余地はないですよね。ある意味、昭和天皇に対しても無礼といえなくありませぬ。
本作、右翼の間でも評価する人がけっこういるらしいんですけど、それはやはり「真摯さ」が本物であるゆえなんでしょうね。

というわけでこちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願い致します。


★Cyberさん
>確かに万人ウケの映画ではありませんが、ギューっと目を凝らすように、
>同じように耳をすますように緊張感を走らせながら観る映画でした。
そうそうそうなんですよ! で、あの緊張感がなぜ生じるのかというと、単なる史的情景の「抜き書き」ではなくて、史的本質の適切な抽象化と濃縮が行われているからだと思うんです。史劇といえば、日本の場合はよくも悪くも「回顧」「憧憬」に走る傾向があるので、その触媒として「抜き書き」的描写が入るのは不可避かもしれないんですが、そればっかでもねぇ、と思わせられた逸品ですね。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年10月22日 11:55
TBありがとうございました。こちらからもお返しのTBさせていただきます。m(__)m
イッセー尾形さんの「一人芝居」がぜひ観てみたくなりました。
桃井さんは あまり良子(ながこ)さんに似ていなかったような・・・
(若いときの彼女を知らないからなんともいえませんが・苦笑)
Posted by at 2006年10月22日 19:02
この監督、日本人じゃないか?と思わせるくらい、日本人の感性にあふれた映画だったと感じました。今の日本人にコレが撮れるかと考えたら、日本人以上の日本人らしい監督かも?とさえ思ってしまいます。
TBありがとうございました。
Posted by trichoptera at 2006年10月23日 00:25
はじめまして。mixiの足跡からきました。
『牡牛座』は国内でもビデオ(ロシア製)が買えますが、現在品切れ中のようです。
http://www.rosianotomo.com/ruscine/cinesummary3.htm#teletu

あと、ソクーロフは4部作の最後は、ゲーテの『ファウスト』とトーマス・マンの『ファウスト博士』をミックスしたものをオッフェンバッハの音楽を使って、ミュージカルのように非常に美しく撮ろうと構想中だそうです。
Posted by 黒川ケンキチ at 2006年10月29日 20:26
★猫さん
>桃井さんは あまり良子(ながこ)さんに似ていなかったような・・・
ええ、似てません似てません!(きっぱり!)
というか、たぶんホンモノを超えているんじゃないかと思います。もし皇后陛下が実際にああだったら、美智子様イジメとかやらなかっただろうと思いますし(爆)


★trichopteraさん
>この監督、日本人じゃないか?と思わせるくらい、日本人の感性に
>あふれた映画だったと感じました。
あの「やわらか感性」は凄いですよね。しかし他の作品を観てみるに、どうもこの監督は、普通のリアリティを超えたところで「ものごとの本質」が見えてしまう人のような気がします。ゆえに、結果的に、「日本人から観ても違和感の無い」作品に仕上がったのではないか、という気がしてなりません。


★黒川ケンキチさん
おおお、極上情報をありがとうございました!!
『牡牛座』、これは確かに凄そうな映画ですね。品切れなのは残念ですが.....日本語字幕無いんですよねこれって多分。だったら、在庫あってもかなり厳しいような(笑)

>ソクーロフは4部作の最後は、ゲーテの『ファウスト』と
>トーマス・マンの『ファウスト博士』をミックスしたものを
>オッフェンバッハの音楽を使って、ミュージカルのように
>非常に美しく撮ろうと構想中だそうです。
そうなんですかー! 「権力者シリーズ」というコンセプトとの関係がいまいち見えないですが、いずれにせよ何か尋常でない必殺技をかましてくるんでしょうね。超楽しみです。
ちなみに『モレク神』は、今回池袋の新文芸坐でひさびさに観てきたんですが、一緒にやっていた『ファザー・サン』にも圧倒されました。やはりすさまじい映像作家であります。おもわずため息が出ます。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年10月30日 01:12
TBさせていただきました。
「モレク神」見てみたくなりました・・・
私の住む山形では「蟻の兵隊」が1週間だけ上映されていて。・・・金曜までやってます。「絶対見て」と山形ブロガーの方からも言われ、レイトしかやってないんですが、こちらも頑張ってみようかなと思います。
Posted by カオリ at 2006年11月16日 01:24
ラストの天皇が皇后の体に身を預けるシーン、変な話ですがイッセー尾形さんに「男の色気」を感じてしまいました。地方ですがたくさんのお客さんが来られてて本当に関心の深さを感じます。
Posted by 小夏 at 2006年11月28日 00:51
★カオリさん
TBありがとうございました。『蟻の兵隊』気になるんですがまだ観てないんですよー。残業地獄が終わればそういう余裕もできるんですが、残念無念であります。


★小夏さん
>変な話ですがイッセー尾形さんに「男の色気」を感じてしまいました。
これは当たっているような気がします。ソクーロフ監督は同性愛者なので、「男の色気」については極めて鋭敏ですね。『ファザー・サン』なんかだとそういうのが表面にもバババンと出ていて痛快であります。そう考えると『モレク神』は対照的な映画だったな....色気をあえて封殺してましたよ(笑)
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年12月02日 13:16

腰が痛いのは辛いものです。
私も14年間悩まされました。

私が考案した腰痛解消法をお試しください。

【3分腰痛解消法】で、検索すると見つかります。

腰をお大事に。
Posted by 腰痛アドバイザー at 2008年03月14日 00:22
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Tracked: 2006-09-01 14:15

映画 『太陽』
Excerpt: 『太陽』  2005年原題 : The SUN   (Solntse)監督 : Aleksandr Sokurov日本人が描けない題材をよくぞ描いてくれたものだ。日本人が作っていた...
Weblog: Death & Live
Tracked: 2006-09-02 08:56

太陽
Excerpt: ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督が、歴史上の人物を描く4部作のうち、ヒトラーの『モレク神』、レーニンの『牡牛座』に続く3作目、昭和天皇ヒロヒトを描いた『太陽(ソンツェ)』。 ロシア本国では最...
Weblog: Welcome aboard!
Tracked: 2006-09-02 22:46

太陽
Excerpt: 友達と「日本での公開は無理だろうね~」なーんて話してた「太陽」が、シネパトスの初日入場者数の記録更新だってよ!で、おそらく初日だけじゃなくてあの勢いだと歴代の上映作品の入場者数の記録も更新するだろうね...
Weblog: Chocolate Blog
Tracked: 2006-09-03 00:57

『太陽』
Excerpt: ----ようやく観に行けたね。「うん。この映画、日本で公開されたのも驚きだけど、それが銀座シネパトスってのも意表を突いていた。『モレク神』のときだったかな。ソクーロフ監督が昭和天皇を主人公にした映画を...
Weblog: ラムの大通り
Tracked: 2006-09-03 12:29

「太陽」
Excerpt: 「天皇ヒロヒト――彼は、悲劇に傷ついた一人の人間」。ロシアの映画監督、アレクサンドル・ソクーロフが“昭和天皇=ヒロヒト”をひとりの人間として描き、ベルリン映画祭ほか世界各国で絶賛されたこの問題作。あな...
Weblog: 共通テーマ
Tracked: 2006-09-04 22:14

ソクーロフ監督『太陽 The Sun』
Excerpt: 一昨日、話題の映画『太陽』を見た。http://www.taiyo-movie.com/朝一で映画館に行ったのだが、20分前に着いたのにほぼ満席。相当に客を集めているようである。この映画は、昭和天皇を...
Weblog: 瀬畑源ブログ
Tracked: 2006-09-04 23:55

太陽 
Excerpt: 原題: The Sun (2005)2006年8月5日 日本初公開公式サイト: http://taiyo-movie.com/新宿ジョイシネマ1(BF1)2006年9月1日9時20分の回ゴウ先生総合ラ...
Weblog: 映画と本と音楽にあふれた英語塾
Tracked: 2006-09-05 20:35

太陽
Excerpt: 太陽 (2005) アレクサンドル・ソクーロフ監督 普段はヒットすると観たい気がなくなるヒネクレ者なのですが、今回は違いました。 観客でいっぱいの映画館を見て、なんとなく嬉しくなった。 ソクーロフ監督...
Weblog: working title -annex-
Tracked: 2006-09-05 23:00

知られざる苦悩。想像できる過去。『太陽』
Excerpt: 第二次世界大戦、終戦間近の昭和天皇の姿を描いた作品です。
Weblog: 水曜日のシネマ日記
Tracked: 2006-09-12 21:53

太陽>アレクサンドル・ソクーロフ監督
Excerpt:  8月5日(土)から銀座シネパトスで放映になった、アレクサンドル・ソクーロフ監督作「太陽」。 これが、靖国問題などが重なってか連日満員とのこと。私が鑑賞した日曜日も満員。早目に整理券と交換しておいたの...
Weblog: Life is beautiful
Tracked: 2006-09-13 02:49

The Sun  天皇「ヒロヒト」の運命
Excerpt: 職場に1人、映画好きの者がいる。そいつとよく映画の話しをするのだが、そいつと話し...
Weblog: DotComi
Tracked: 2006-09-14 22:45

「太陽」
Excerpt: 「太陽」 監督 アレクサンドル・ソクーロフ1945年8月、地下の防空壕で、朝の朝食をする昭和天皇。ラジオからは戦況劣勢の英語放送が流れている・・・。待避壕もしくは生物研究所で暮らしていた昭和天皇は、自...
Weblog: SolPoniente
Tracked: 2006-09-18 14:08

思金神        『太陽』
Excerpt: 『太陽』を観た。映画の奇蹟の一つだろう。おいらが日本人だからかもしれない。だとしても、その加点を引いたとしても、この作品は減点されない。
Weblog: 菱沼康介の丸い卵も切りよで四角
Tracked: 2006-09-18 23:04

太陽
Excerpt: 僕に残っている昭和天皇の記憶と言えば、亡くなられた日の朝、親に「今日学校行かなくて良いよ」と言われて舞い上がった事くらいでしょうか(笑)。この映画も「面白い」と評判だったから観に行きました。まぁそれ...
Weblog: 5125年映画の旅
Tracked: 2006-09-19 06:44

太陽
Excerpt: 闇は、まだ明けなかった・・・好きな事には没頭し饒舌に語りどこか天真爛漫さが見え隠れする、ごく当たり前の普通の人間、天皇ヒロヒト。神格化されてしまった事にもそうだが多分自分では意図する方向とは違った方に...
Weblog: シャーロットの涙
Tracked: 2006-09-19 20:07

【映画】『太陽 The Sun』
Excerpt: 『太陽 The Sun』。今朝、終戦記念日の小泉総理靖国参拝強行の報に接し、この映画を見に行くことを決意。連日大盛況とのことだったが、次回のチケットを買うのに長蛇の列。海外TV(スペインTVE)も終戦...
Weblog: 厄年ぶろぐ
Tracked: 2006-09-19 21:32

太陽:苦悩する裸の王様/外からの視線
Excerpt: ★監督:アレクサンドル・ソクーロフ(2005年 ロシア・イタリア・フランス・スイス作品) 新宿ジョイ...
Weblog: 「朱雀門」という方法・第2章
Tracked: 2006-09-23 12:58

「太陽」:晴海埠頭バス停付近の会話
Excerpt: {/kaeru_en4/}「晴海」という名前にしちゃあ、全然晴れてないなあ。{/hiyo_en2/}どんよりと曇った空。全然太陽も見えなくてね。{/kaeru_en4/}「太陽」っていう映画も題名とう...
Weblog: 【映画がはねたら、都バスに乗って】
Tracked: 2006-09-23 17:51

『太陽』
Excerpt: イッセー尾形の「天皇スペシャル」ショー。 面白かったなあ。一度でも、舞台、TV、CMでイッセー尾形が何かを演じているところを見たことがあれば、この「天皇」が、その他の彼が演じる女子高生やオタクや大工や...
Weblog: シネマトカピクニック
Tracked: 2006-09-29 08:56

太陽
Excerpt: 日本では中々公開されなかった昭和天皇と終戦前後を描いた映画。人間でありながら神であった天皇の立場の重みと孤独さが印象的。★「太陽」2005年ロシア、イタリア、フランス、スイス 110分監督:アレクサン...
Weblog: cinema capsule
Tracked: 2006-10-02 23:14

太陽
Excerpt: ソクーロフは、独自の美学に貫かれた作品を発表し、ロシアが世界に誇る映画監督である。世界十二ヶ国で絶賛をうけながらも、日本での公開は不可能といわれたソクーロフ監督の傑作『太陽』が、ついにその封印を解か...
Weblog: パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
Tracked: 2006-10-04 10:58

太陽
Excerpt: 太陽公開中ストーリー ☆映画の作り方☆総合評価  ☆ 公開不可能といわれていた理
Weblog: シネマ de ぽん!
Tracked: 2006-10-04 11:36

○太陽/現人神から人間へ
Excerpt: 8月、終戦まじか・・焼け残った生物研究所とその下の待避壕(爆弾をさける為作った穴)に暮している昭和天皇ヒロヒト(イッセー尾形)は、現人神として生活をしていた。外の混乱をよそに生物学の研究をし、食事をと...
Weblog: shinuma de cinema (映画ネタバレの部屋)
Tracked: 2006-10-09 01:16

太陽:the sun 悲劇に傷ついた、ひとりの人間
Excerpt: 京都シネマにて、鑑賞アレクサンドル・ソクーロフ監督、ロシア・イタリア・フランス・スイス合作作品、2005年、115分、カラー、何でも世界12ヶ国で絶賛されながらも、日本での公開は不可能ではないかと言わ...
Weblog: 銅版画制作の日々
Tracked: 2006-10-10 12:08

【劇場鑑賞110】太陽(THE SUN)
Excerpt: 天皇ヒロヒト――彼は、悲劇に傷ついた、ひとりの人間。その苦悩その屈辱その決意彼は、あらゆる屈辱を引き受け、苦々しい治療薬をすべて飲み込むことを選んだのだ。
Weblog: ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
Tracked: 2006-10-10 20:53

The Sun  天皇「ヒロヒト」の運命
Excerpt: 職場に1人、映画好きの者がいる。そいつとよく映画の話しをするのだが、そいつと話し...
Weblog: DotComi
Tracked: 2006-10-18 22:39

太陽:the sun 悲劇に傷ついた、ひとりの人間
Excerpt: 京都シネマにて、鑑賞アレクサンドル・ソクーロフ監督、ロシア・イタリア・フランス・スイス合作作品、2005年、115分、カラー、何でも世界12ヶ国で絶賛されながらも、日本での公開は不可能ではないかと言わ...
Weblog: 銅版画制作の日々
Tracked: 2006-10-21 11:55

何という奇跡! 何という神々しい美しさ! 〜 アレクサンドル・ソクーロフ 「 太陽 」
Excerpt: こんにちは。曇り空の火曜日です。今日は、日曜日に銀座の映画館で観た、アレクサンドル・ソクーロフ氏の新作映画について。『 太陽 ( SOLNTSE/LE SOLEIL/THE SUN ) 』 ( ‘05...
Weblog: ** Paradise Garage **
Tracked: 2006-10-21 12:16

「太陽」象徴として飾られた天皇陛下の孤独と歴史的な英断
Excerpt: 「太陽」は昭和20年(1945年)8月の昭和天皇にスポットを当てて、昭和天皇の孤独と葛藤が描かれているストーリーである。映画で天皇陛下に触れる事は殆どないだけにタブーと言える題材に注目する作品でもある...
Weblog: オールマイティにコメンテート
Tracked: 2006-10-21 12:21

太陽 The Sun
Excerpt: 天皇ヒロヒト(イッセー尾形)の身体は神格で縛られている。食事や着替えといった日常生活にも侍従たち(佐野史郎、つじしんめい)がつきそい、彼の体は儀式的な作法によって自由を奪われている。侍従によって着せら...
Weblog: Kinetic Vision
Tracked: 2006-10-21 12:22

『太陽』
Excerpt: 銀座シネパトスにて、アレクサンドル・ソクーロフ監督。第二次大戦の終わり、1945年8月、既に東京は焦土と化し、現人神の天皇ヒロヒト(イッセー尾形)も質素な身なりで皇居の地下の退避壕か、唯一被災を免れた...
Weblog: マガジンひとり
Tracked: 2006-10-21 12:27

太陽
Excerpt: 立ち見が出るほどの人気という「太陽」。観客動員数がミニシアター系映画の中では1位だというのをちょっと前のテレビで観たので、ずっと気になっていた映画です。人気を反映して、近所の映画館で期間限定で上映する...
Weblog: まぁず、なにやってんだか
Tracked: 2006-10-21 12:35

[Review] 太陽
Excerpt: 「神が人間であることは許さない」「神が人間になることを認めない」人は、弱くなればなるほど、神を必要とするから。しかし、有史以来、神として崇め奉ってきた人物も、同様に人間だった。同じように言葉を操り、同...
Weblog: Diary of Cyber
Tracked: 2006-10-21 15:44

インスマスを覆う影
Excerpt: 太陽 鑑賞 85点(100点満点中)"20世紀の世界史に大きな影響を与えた人物"を、ロシア映画界が誇る鬼才、アレクサンドル・ソクーロフ監督が独自の手法で描く連作映画として、ヒトラー、レーニンに続き今回...
Weblog: (´-`).。oO(蚊取り線香は蚊を取らないよ)
Tracked: 2006-10-21 18:01

アレクサンドル・ソクーロフ「太陽」
Excerpt: 「太陽」オフィシャルページソクーロフ インタビュー2005 ロシア/イタリア/フランス/スイス監督:アレクサンドル・ソクーロフ 出演:イッセー尾形、ロバート・ドーソン、佐野史郎、桃井かおり銀座シネ...
Weblog: Mani_Mani
Tracked: 2006-10-21 21:17

太陽
Excerpt: 知られざる‘人間’ 天皇ヒロヒト
Weblog: 悠雅的生活
Tracked: 2006-10-22 09:07

密室のなかの神/ソクーロフ『太陽』
Excerpt: 8月15日だからというわけではないんだけど、封切館のシネパトスがある銀座に連日行っているついでに、昼休みに整理券を取得し、ソクーロフ『太陽』の18時45分の回を観た。開場待ちのあいだ、前の回が終わって...
Weblog: エニカイタ・ブログ
Tracked: 2006-10-22 12:37

「太陽」
Excerpt: 公式サイトシネマイクスピアリ、公開2週目初回です。 シアター16(135席)、45分前に到着、1番乗りでござります。ご年配、ご高齢の方が多かったです。今日の昼飯:「おむすび権米衛」 おむすび御膳 55...
Weblog: Puff's Cinema Cafe Diary
Tracked: 2006-10-22 17:01

太陽
Excerpt: アレキサンドル・ソクーロフ監督作品は これが初めて。難解だ・・ 眠くなる・・ わけがわからん・・という評判を聞いていたので『 モレク神 』も 『 エルミタージュ幻想 』 も ちょっと 気になってはいた...
Weblog: 映画でお喋り♪猫とひなたぼっこ
Tracked: 2006-10-22 19:02

ah,so
Excerpt: アレクサンダー・ソクーロフの「太陽」をやっと観ました。監督自ら撮影も行う力の入れよう。上映館の銀座シネパトスはいつ行っても立見状態だったのですが、意を決して2時間前に行き最終回の整理券をもらいました。...
Weblog: 宇宙のめいぐると
Tracked: 2006-10-22 21:19

「太陽」 now roadshow!
Excerpt: ヒロヒト天皇は人であり、それでもやはりアラヒトガミでもあった。太陽 The Sun 製作年度 2005年 製作国 ロシア/イタリア/フランス/スイス 上映時間 115分 監督 アレクサンドル・ソクー...
Weblog: とりあえず生態学+
Tracked: 2006-10-23 00:26

太陽
Excerpt: 夢現  とくに映画が好きなわけではない人々も含む多くの観客を動員したということで、日本におけるソクーロフとしては、記念すべき一本となったのではないだろうか。どんな特異な映画作家でも、一本くらい...
Weblog: 秋日和のカロリー軒
Tracked: 2006-10-23 15:02

太陽 The Sun
Excerpt: お待たせしました!(誰も待ってないって・・・)本日の映画レビューは『太陽 The Sun』です!(チラシはゲットできず、パンフのみ・・・。不覚!)
Weblog: 気まぐれ961部隊!
Tracked: 2006-10-23 20:25

太陽
Excerpt: 鑑賞直後は、抽象画のような掴みどころがない映画かなと思いましたが、時間が経ってからも「あのシーンはこんな具体的な意味を持つのでは?」という発見があり、考えることを楽しめる作品でした(^-^)
Weblog: エリ好み★
Tracked: 2006-10-24 00:05

太陽
Excerpt: ロシアの鬼才ソクーロフの渾身作!1945年8月、敗戦間近の日本。神と崇められ、戦争に翻弄された、昭和天皇の苦悩と孤独とは・・・。STORY:悲劇に翻弄され、傷ついたひとりの人間。彼の名前は、昭和天皇ヒ...
Weblog: 映画とはずがたり
Tracked: 2006-10-24 02:16

「太陽」■ヒロヒトとヒトラー
Excerpt: かって昭和天皇が新聞記者に「戦争責任についてどのように考えているか」と聞かれて、「そういう言葉のアヤについて私は文学方面は研究もしていないので、よくわかりませんからそういう問題についてはお答えできかね...
Weblog: 映画と出会う・世界が変わる
Tracked: 2006-10-26 02:06

太陽
Excerpt: 日本では中々公開されなかった昭和天皇と終戦前後を描いた映画。人間でありながら神であった天皇の立場の重みと孤独さが印象的。★「太陽」2005年ロシア、イタリア、フランス、スイス 110分監督:アレクサン...
Weblog: cinema capsule
Tracked: 2006-10-29 11:46

太陽
Excerpt:  1945年の8月の終戦間際に日本において、天皇は、退避壕か生物研究所で暮らしていた。 なまずが踊るように、空襲をするイメージを悪夢とし、日本の領土が焼け野原となっていく様を描きつつも、昭和天皇とい...
Weblog: とにかく、映画好きなもので。
Tracked: 2006-10-31 10:53

映画「太陽」鑑賞
Excerpt: 映画「太陽」は、ちょっとした話題作で、前から気がかりでした。 日曜に歌舞伎町の映画館「新宿ジョイシネマ」のモーニングショーで 見ました。午前11時半の開演時間ぎりぎりに入りましたが、いい席に 座れまし...
Weblog: サムライ図書缶
Tracked: 2006-11-12 00:54

太陽(05・ロシア・イタリア・フランス・スイス)
Excerpt: この映画の製作に関わった国々を見てあらためて驚いた。監督は、ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ。主人公は天皇ヒロヒト(イッセー尾形)。日本では、作れない映画だろうな・・・と思った。日本では、言霊思想が...
Weblog: no movie no life
Tracked: 2006-11-16 01:20

太陽
Excerpt: 満 足 度:★★★★★★★★       (★×10=満点) 監  督:アレクサンドル・ソクーロフ キャスト:イッセー尾形 、      ロバート・ドーソン 、      佐野史郎 、      桃井...
Weblog: ★試写会中毒★
Tracked: 2006-11-18 14:08

太陽
Excerpt: {amazon} ロシアのアレクサンドル・ソ\クーロフ監督映画『太陽』終戦前後の数週間の昭和天皇を描いた希有な作品。2007年という今でさえ、昭和天皇を題材に扱う作品はある種タブー視されているのは驚く...
Weblog: 悩み事解決コラム
Tracked: 2007-04-01 18:59

アレクサンドル・ソクーロフ監督の映画「太陽」を観た!
Excerpt: 今発売されている「文芸春秋」の5月号は、新発見「小倉侍従日記」を読み解く、として、「昭和天皇孤独な君主の闘い・陛下はやはり騙されていた」というセンセーショナルなタイトルで、阿川弘之と半藤一利の対談が載...
Weblog: とんとん・にっき
Tracked: 2007-04-25 14:04

mini review 07044「太陽」★★★★★★★☆☆☆
Excerpt: カテゴリ : ドラマ 製作年 : 2005年 製作国 : イタリア スイス フランス ロシア 時間 : 110分 公開日 : 2006-08-05〜 監督 : アレクサンドル・ソクーロフ 出演 : イ...
Weblog: サーカスな日々
Tracked: 2007-05-04 13:45

太陽
Excerpt: 不思議な空気を感じる映画でしたなんとなく ラストエンペラー っぽさをイメージしてたのですが紛れも無い日本の歴史が絶妙に描かれていました独特な神妙さを完璧に演じるイッセー尾形さんに完全に惹きこまれました...
Weblog: Screen saver☆
Tracked: 2007-06-10 11:09

太陽
Excerpt: 去年公開されて、ロングヒットになった太陽。昭和天皇が神格否定するまでを描いています。これが2,30年前だったら、きっと日本ではタブーとされただろうと思います。戦争を知らない世代が多数を占めてきてる今、...
Weblog: bibouroku
Tracked: 2007-06-26 21:40

「太陽」
Excerpt: 八月になると、広島・長崎の原爆記念日や終戦記念日が毎年やってくる。ひらりんは勿論、戦後生まれ・・・昭和天皇の終戦時の話は、なかなか知りえないので、映画を通して、記憶に残しておこう・・かなっ。
Weblog: ひらりん的映画ブログ
Tracked: 2007-08-23 03:47