2005年11月03日

映画評 『ヒトラー最期の12日間』(Der Untergang)感想B面

 
UNTERGANG02.jpg
 
以前にも掲示板で話題になりましたが。
過日、アントニー・ビーヴァーというイギリスの軍事史家が、ベルリン最終戦についての超力作ドキュメンタリー作品『ベルリン陥落1945』を発表して大いに評判となりました。単なる事件の記録にとどまらず、この戦場におけるドイツ側、ロシア側それぞれの「非人道的行状」の背後にある心理状況を冷静かつ分析的に描き出してより深い知的議論につながるようにした内容で、さすが大英帝国の人間探究力おそるべし、と唸らずにはいられない逸品でした。これはもうナチ・ドイツ末期戦記の傑作というだけでなく「戦争ドキュメンタリーの傑作」というにふさわしいでしょう。

その中の、赤軍による総攻撃直前のベルリン市内の緊張を描いた一章の最後は、次のような一節で結ばれています。


翌日、ディーター・ボルコフスキという名の16歳のベルリン市民が、アンハルター駅発の市内電車で目撃した情景を描いている。「みんな顔に恐怖の色を浮かべていた。怒りと絶望が渦巻いていた。あんな不平不満の声はいままで聞いたことがない。とつぜん、誰かが騒ぎに負けない大声でさけんだ。『静かに!』見ると、小柄なうすぎたない兵士で、鉄十字章2個と黄金ドイツ十字章をつけていた。袖には金属製の戦車4個のついたバッジがあって、肉薄攻撃で戦車4両をしとめたことを物語っていた。『みなさんに言いたいことがある』と彼はさけび、車内は静まった。
『おれの話なんぞ聞きたくもないだろうが、泣き言だけはやめてくれ。この戦争には勝たねばならん。勇気をなくしてはならんのだ。もし相手が勝ったなら、そして、おれたちが占領地でやったことのほんの一部でも敵がここでやったら、ドイツ人なんか数週間で一人も残らなくなるんだぞ!』
車内は、針の落ちる音も聞こえるくらいしんと静まりかえった。



これこそ、総統大本営の「外」の世界に突きつけられた問題の本質だと思います。

映画『 Der Untergang 』ではこれが描かれていませんでした。
いや、これ「だけ」が描かれていなかった、というべきでしょうね。
総統大本営の「内」と「外」を対位法で描く場合、とても重要なことなのに。

そう、これがあってこそ、赤軍兵の乱暴狼藉も、狂信的SS将校の即決裁判も、そして追いつめられた者たちが降伏でなく自殺を選んだことも、すべてが重い意味を持ってつながり、暗い輝きを放ちながらこちらの心に迫ってくるはずなのです。

映画『 Der Untergang 』で、赤軍に包囲されて行き場のなくなった武装SS部隊のメンバーが、降伏する組と徹底抗戦する組に分かれる場面がありました。徹底抗戦する理由は「俺たちは総統に忠誠を誓ったのだから........」でした。事実、そう言ったのかもしれません。ウソとは言い切れないかもしれません。しかしそれで納得してはいかんでしょう。映画上の表現においてはなおさらのこと。

これは個人的な意見ですが、ヒトラー映画を作る場合、その背景にうごめく人々が被害者なのか加害者なのか、それとも実はそういう分類法自体が倫理思考の罠なのか、ということを多面的に考えさせるものであってほしいです。
そういう意味で、本作が「ベルリン戦映画の決定版」とならないことを祈ります。
別に大作でなくてもいいから、作るのなら「意味」が本物な映画を作ってほしいです。

「おれたちが占領地でやったことのほんの一部でも敵がここでやったら.....」

でないと、ただただ、ヒトラーという存在の陳腐化が進んでしまうだけです。
  
 
 
※吾輩の相棒のドイツ人が、この記事のドイツ語訳を自分のブログに載せました。ご興味があれば参考にどうぞ(というか、この人の日本語記事は内容的になかなか凄いっす)
感想A面分
感想B面分
 
 
 
posted by 桜樹ルイ16世 at 17:51| Comment(61) | TrackBack(133) | 映画・TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もしかして、カキコ一番乗り??

こちらでははじめまして、いつも当掲示板にお越しいただき誠にありがとうございます。桜樹ルイ16世様のホームページ、リンクフリーとなってましたので、次回のサイト更新の際、リンクを貼らせていただきます。

ブログをはじめられるそうで、秀逸なカキコを期待してます。

>小柄なうすぎたない兵士で、鉄十字章2個・・・

他の叙勲を考えれば、一つは騎士鉄十字章なんでしょうね・・・
Posted by ぷりんつ・あるぶれひと at 2005年11月05日 22:54
初めまして。TBとコメントをありがとうございます。たいへん貴重なご意見と情報で、感服いたしました。ごく一般的な、平易なことしかわからないため、奥深い考察は、とても、とても。
軽佻浮薄を地で行くような、自分のごとき浅はかな考慮しか持ち得ない者には、荷が重すぎて…。結局、どう理解したらいいのか、わからなくなってしまいました。申し訳ございません。
Posted by あかん隊 at 2005年11月06日 03:10
だっだーん、ぼよよん、ぼよよん!
だっだーん、ぼよよん、ぼよよん!
だっだーん、ぼよよん、ぼよよん!

ということで、記事2つだけでは寂しいからお母様を助けて家事作戦を遂行しながら、頑張って過去の記事をアップするのよ。
あと保険料支払いの証明資料も忘れずにね。毎度申告書提出締め切りぎりぎりになって焦っているんだから!
Posted by 松千代 at 2005年11月06日 13:00
TBどうもです。
なかなか奥が深い考察ですね。己の知ったかぶりの中途半端な映画評が恥ずかしいです。私も今ちょうどアントニー・ビーヴァーの『スターリングラード』を読み始めたところなのですがパウル・カレルの一連の著作では書かれなかったドイツ軍の蛮行が赤裸々に語られていますね。なぜかドイツ軍よりもソ連軍の方が暴虐なイメージがあるのですが似たり寄ったりですね。
Posted by 兵衛介 at 2005年11月06日 18:20
 確かに赤軍のやったベルリンでの出来ことについての描写はなかったですね(いや、あったかなあ。そのシーンも期待していましたが)。どういう意図でかはわからないですが。

 マニア心を満足させるものではないのでしょうね。歴史や背景にあまり詳しくない自分は興味深くみました。ドイツで作られた作品というのが、どうしても何らかの制約つきになったのかもしれませんね。
Posted by 煩悩即菩薩 at 2005年11月06日 18:43
TBありがとうございます。この映画はヒトラーに焦点を当てているので、それ以外の人物がヒトラーの人物像を強化するための演出になっている点は否めないと思います。

誰が悪かったかという話は日本にも当てはまると思います。本当に悪いのは軍部だけだったのかと。

アウシュヴィッツというを夏にNHKで5夜連続で放送していました。一般のSS兵が積極的に大量殺戮に関わっていく様が見て取れました。さすがBBCです。

解放されたユダヤ人がドイツ人を列車内で圧殺するという復讐劇もあったりしてなかなかすごかったです。
Posted by 竹花 at 2005年11月06日 19:28
TBありがとうございました。
わたしはこの映画を観てヒトラーの日常をただ単に撮したのだと思いました。正義とか悪とか抜きで。だからヒトラーを賛美もけなしもしない。
でもひとりの人間の暴走がすべてを破壊していったんだなあという事実をこの映画では伝えたかったのではないかなと思います。
Posted by chihana at 2005年11月06日 21:10
TBありがとうございました。
深い洞察力等持ち合わせていないのですが、少なくともただ一面だけにライトを当てるのは、時として非常に危険だと感じます。
少なくとも但し書きが必要だと考えます。
Posted by juil at 2005年11月07日 02:33
★ぷりんつ・あるぶれひとさん
ようこそいらっしゃいました〜♪ いつもお世話になっております。
>もしかして、カキコ一番乗り??
さいですな。まー、実は松千代閣下の書き込みを削除した事跡があるのですが、それはまた別の話なので(笑)

>他の叙勲を考えれば、一つは騎士鉄十字章なんでしょうね・・・
絵的にはおそらくそうでしょう。が、じつはパルチザン退治でももらえる戦功十字章だったりするとややイタいものが......(爆)

あとリンクのお話ありがとうございました。当方からも是非張らせていただきたく思いますので、よろしくお願いいたします!

★あかん隊さん
TB&コメントありがとうございました!
またお褒めいただきありがとうございます。しかし自分もサッカーW杯など他ジャンルのことについては生半可な知識しか持っていないわけで、人間トータルとしてはお互い似たようなもんだと思います。ネットというのは知識の相互補完を行って脳を刺激しあうところでしょうから、そういう意味で知性のギブアンドテイクということを大事に考えていきたいと考えております。そんな感じで、今後ともよろしくお願いいたします!

★松千代閣下
うっす。了解しました。今度は申告書提出締め切りぎりぎりになってあせる事のないように気をつけまする!(笑)

★兵衛介さん
TB&コメントありがとうございました!
またお褒めいただきありがとうございます。アントニー・ビーヴァーの『スターリングラード』は自分も先日読破しましたが、やはり秀逸な出来でした。おっしゃるようにP・カレルとの比較は興味深いですね。で、こうしてみると、カレルというのは良くも悪くも「叙事詩的」なドキュメンタリー作家だなぁ、ということを強く感じます。しかし当事者としてはやはりそれが自然な姿なのかもしれないし、またソ連側に対しても公平な視野を持とうとがんばった節があるので
、これはこれでいいかな?というのが率直な印象です。

>なぜかドイツ軍よりもソ連軍の方が暴虐なイメージがあるのですが似たり寄ったりですね。
そうですね。軍事趣味的にはなかなか語られない部分ですが、何気に重要な部分ですの。で、その手の事件を仔細に見てみると、ソ連軍:「粗暴」に対してドイツ軍:「冷酷」という、センスの差はあったりするのかなーと思ったりします。

★煩悩即菩薩さん
TB&コメントありがとうございました!
>確かに赤軍のやったベルリンでの出来ことについての描写はなかったですね
>(いや、あったかなあ。そのシーンも期待していましたが)。どういう意図でかは
>わからないですが。
そうなんですよ。その辺が歯がゆいというか消化不良というか.....(笑)
ということで、やはり煩悩即菩薩さんも感じていらっしゃるように「どうしても何らかの制約つき」の作品だと思うのですよ。それゆえ悪く言えば妥協の産物になってしまった感もあります。だから、「作者の意図を超えて垣間見える、戦後ドイツ人の内面の葛藤」を研究する材料でもあるような気がします。でもドイツ国内のインテリ階層はそういうメタ的な関心を寄せる以前にこの作品を忌避しているふしがあるので、もったいないと思いますが....

★竹花さん
コメントありがとうございました!
>この映画はヒトラーに焦点を当てているので、それ以外の人物がヒトラーの人物像を
>強化するための演出になっている点は否めないと思います。
それは確かにそうですね。で、個人的にはそれをいいことに「ヒトラー・ナチ幹部以外の普通なドイツ人」の倫理性が美化されてやいないか?ということが気にかかったりします。その中でも問題なのが、自分もぷりんつ・あるぶれひとさんHPの掲示板

http://bbs7.cgiboy.com/kaiserhof

↑で初めて知ったんですが、あの映画で「人道的なヒーロー」として描かれていたエルンスト・ギュンター・シェンク軍医が実は強制収容所で人体実験をやっていたという暗黒な話ですね。映画で素直に感動した方にとってはなんともやりきれない話ですけど、そういう得体の知れない現実があるのです。

>アウシュヴィッツというを夏にNHKで5夜連続で放送していました。
これは自分もチェックしていました。おっしゃるとおり秀逸な出来でした。いずれ番組評をアップする予定なので乞うご期待!

★chihanaさん
TB&コメントありがとうございました!
>でもひとりの人間の暴走がすべてを破壊していったんだなあという事実をこの映画では
>伝えたかったのではないかなと思います。
実はこれってドイツの学界でも長年議論の焦点になってきたところで....つまり「ヒトラーがすべてを引っ張った」といえるか否か、ということで、ヒトラーを社会的な「きっかけ」機能と解釈するグループはそれによってドイツ人全体の戦争責任がうやむやになることを恐れています。自分はどちらかといえばその立場に近いですね。だって「ヒトラーのせい」とは言い切れない「悪行」も多すぎますから。ナチスドイツには。

★juilさん
TB&コメントありがとうございました!
>少なくともただ一面だけにライトを当てるのは、時として非常に危険だと感じます。
>少なくとも但し書きが必要だと考えます。
うむむー、これは映画についてなのか今回の映画評についてなのかいまいち判然としませんが(笑)、少なくともいえるのは、「作品」としての美的・美学的コダワリをもってこの手のものを成立させようとするとそれは次第に「一面的」価値観のものに収束してしまいがちということですね。で、そういう美学的な見地からいえば「但し書き」というのはいかにも無粋なものなので、なかなかうまくフィットしないかもしれません。うむむー!
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2005年11月07日 07:08
TBありがとうございます。
自分は映画をあまり見るほうでないので多くは語れませんが、なるほど、こういう見方もあるなという記事ですね。
Posted by aotoshi at 2005年11月08日 11:06
TBありがとうございます。

なるほどぉと深くうなずかせていただきました。アウシュビッツ抜きではほんとに語れないんだなぁとと思いました。中途半端な政治評を恥ずかしく思います。
「ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足―神経内科からみた20世紀」(中公新書)などを読むとヒットラーをリアルに描いているのかという点も、もうひとつなのかもしれないなと最近思っています。
Posted by まなぶ at 2005年11月09日 01:57
いいたいことは非常に良く分かります。
ただ、そういう場面を作ってしまったら、この映画の緊張感(幹部とSSたちだけの目線で作られたこの映画の意図)が破られていたかもしれません。ヒトラーの犯した罪は今まで散々描かれてきていたので、そして欧州の人たちにとっても同様だと思うので、私は違和感ありませんでした。(最後の彼女の肉声がある程度ヒトラーの犯罪告発を言っている面もあります)この映画はむしろ、ヒトラー含む幹部たちの残虐さ、幼稚さ、罪の深さ、組織の崩壊劇を描いていたのだと思い、むしろ私は現代日本で進んでいるリストラ、パワハラのことを思い浮かべて暗澹としました。
長々と申し訳ありませんでした。あっ、TBありがとうございました。返しときますね。
Posted by くま at 2005年11月10日 02:02
★aotoshiさん
TB&コメントありがとうございました!
>なるほど、こういう見方もあるなという記事ですね。
ええ、そんな感じに受け取っていただけるとありがたいです。月の裏側の写真というか(笑)
ということで、この作品に触れた「以降」、ナチスやヒトラーに対して、というか人間性というものに対するスタンスがどう変化したかによって、逆にこの作品の普遍的価値が浮き彫りになるように思います。そのへんはたぶん人それぞれでしょうね。

★まなぶさん
コメントありがとうございました!
>アウシュビッツ抜きではほんとに語れないんだなぁ....
というのは一見ありがちで今さらな見解にみえますが、よくよく考えると結局ここに回帰してくる感じです。動機の探究という意味では、むしろ強化された感じで。
「ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足―神経内科からみた20世紀」という本は面白そうですね。ご紹介ありがとうございました。なんにせよ、別の専門的観点からの真摯な切り込みというのは値千金でございます。

★くまさん
TB&コメントありがとうございました!
いいたいことはよくわかります。んで、吾輩がなんでこういう意見を書いたのかといえば、くまさん的に「いいたい」ことについては、

http://www.laputa-jp.com/moloch/
http://www7.plala.or.jp/cine_journal/review/molech.html
http://boid.pobox.ne.jp/contents/review/moloch.htm

↑むしろこちらの映画で圧倒的に見事に描かれているのに、わが日本国内ではほとんど顧みられておらず、国内版ビデオもDVDもリリースされていない! というお寒い知的状況に対する憤りがあるからかもしれんように思います。欝ですのー(笑)
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2005年11月10日 07:18
TBありがとうございました。

おっしゃることはわかりますが、ご批判は「ほたるの墓」に731部隊の描写がない!とお怒りのようにも聞こえます。

私は、あのように描写を絞ったからこそインパクトが出たのではと思っています。
Posted by 白百合姉妹かんりにん at 2005年11月10日 22:19
★白百合姉妹かんりにんさん
TB&コメントありがとうございました!
>ご批判は「ほたるの墓」に731部隊の描写がない!とお怒りのようにも聞こえます。
なるほど、そういう受け止め方をする方もおられるというのは、心理学的にも大変勉強になりました。で、あの作品を『火垂るの墓』とすると、もっとも神経的な重荷を抱えさせられる役のエルンスト・ギュンター・シェンク軍医が「清太くん」ということになるわけですが.....あのー、竹花さんコメントへのレスをお読みになりました?? なんと驚くべきことに、あの「清太くん」の行状が実は731部隊そのものだったんですよぉぉっ!(爆笑)

.....つーわけでですね、やはり「こういう脚本をつくってしまう」ドイツ人の精神の謎ぶりというものを味わわないともったいないと思うのですな、この場合は.....

と。以上、「そもそもアドルフ・ヒトラーを題材にして描くべき話というのは(以下略)」みたいな正論をここで述べたりしない吾輩は、とってもセクシーです(爆)
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2005年11月10日 22:53
TBありがとうございます。
記事拝読して、「あぁ、俺って現代史と映画の見方がわかってないなぁ」と痛感しました。

>これは個人的な意見ですが、ヒトラー映画を作る場
>合、その背景にうごめく人々が被害者なのか加害者
>なのか、それとも実はそういう分類法自体が倫理思
>考の罠なのか、ということを多面的に考えさせるも
>のであってほしいです。

映画を見ていて少し感じたのですが(これは拙ブログの記事においてもちょっと触れてるつもりですが)、ヒトラーやナチス幹部たちも、主体的に状況を作り出した、というだけじゃなく、状況に飲み込まれていった、という側面もあるのかなぁ、などと思いました。
陳腐な感想かもしれませんが、記事を拝見して、いろいろ考え直さねばならんなぁ、と繰り返し痛感します。

今後も拝見させていただきます。また、この話、考え直してみたいなぁとも思います。再考の機会を提供してくださったという意味でも、TBに感謝します。
Posted by Crazy-m at 2005年11月11日 02:51
TBありがとうございました。こちらからもTBさせていだきました。多く方のコメントがあり、とても興味深く拝見させていただきました。自分はそこまで知識もないので、浅い見方しかできなかったのですが、それでも(それだけに?)やはり色々と考えさせられました。

おっしゃられるとおりに映画の本編では、語られていないことが多く、自分も見ながら、あまりにも、「外」のことを描かないので「おや?」とは思ったのですが、自分は一番最後のインタビュー映像を見て、納得しました。あの本編があってこそ、強烈に印象に残る映像だったと思います。

この作品はあくまで「映画」であり、「ドキュメンタリー」ではないということで、多少のデフォルメや製作者の意図的な演出があるのは当然のことと思います。自分としては「es」の監督であるという点で、「極限状態に置かれた人間」に起こった出来事の実際の歴史に見られるケーススタディというような見方もできるのではないかと思いました。

このような映画が作られるようになった最初の一歩としては評価できる作品だと思いますし、言われているように、これが「決定版」とはならず、今後、さらなる作品が作られていくきっかけとなれば良いなと思いました。
Posted by ANDRE at 2005年11月11日 22:41
★Crazy-mさん
TB&コメントありがとうございました!
またお褒めいただきありがとうございます。Crazy-mさんの映画評にもあるとおり、今回の映画についての「殺人鬼の人間性なんて描く必要ない」という批判はそれ自体どうかしてますね。まあ、海外での批判を紹介するにあたっては誤訳の可能性もあるわけですが、「ヒトラーを人間として描くこと」=「ヒトラーを正当化すること」として、最初から思考停止を要求する教条主義がけっこうまかり通ってるのは事実みたいです。嘆かわしい限りですの。
で、吾輩的にこの映画を観た場合、別にヒトラーの正当化は行っていないように思うのですが、逆にドイツ国民全体の「主観」のいかがわしい正当化というか口実探しというか、そういう無意識の希求みたいなものが随所にまろび出ているように見受けられたのが怒りポイントになるわけです。

>映画を見ていて少し感じたのですが(これは拙ブログの記事においてもちょっと
>触れてるつもりですが)、ヒトラーやナチス幹部たちも、主体的に状況を作り
>出した、というだけじゃなく、状況に飲み込まれていった、という側面も
>あるのかなぁ、などと思いました。
これは重要なポイントですね。実は吾輩もそういった側面に興味を持って本を読んだりしました。で.......実際、それはあるようなのです。が、その「状況」の得体の知れなさというか奇怪さというか、それは「自分で作り出した権力絵巻に酔っているうちに現実を見失ってしまう」みたいな日本人の感覚で理解可能な領域をはるかに越えたものがあって、まさに知るだけで一週間まるまる下痢してしまいそうな感じであります。(失礼)

その一例をみごとに紹介しているのが、ナチス親衛隊の内幕を描いたハインツ・ヘーネの『髑髏の結社・SSの歴史』という本です。

http://www008.upp.so-net.ne.jp/hyperborea/Books1.htm

もしご興味があれば、体に障らない範囲でご覧いただくと良いかもしれません(爆)
ということで、今後ともよろしくお願いいたします。


★ANDREさん
TB&コメントありがとうございました!
またお褒めいただきありがとうございます。
>自分としては「es」の監督であるという点で、「極限状態に置かれた人間」に起こった
>出来事の実際の歴史に見られるケーススタディというような見方もできるのではないかと
>思いました。
そうですね。吾輩も『es』好きなのですが、率直な話、『es』の方が極限状況というものを的確に描いていたような感じがして.....それじゃ困るんですよねぇ(爆)
ちなみにナチ関係で「極限状態に置かれた人間」について書かれた書物の傑作といえば、まずはヴィクトール・フランクルの『夜と霧』が挙げられるでしょう。これは本当に凄い本です。なぜというに、「ナチ絶滅収容所の体験記」でありながら、そこで読者が情緒的に期待するものをことごとく撥ねつけた挙句、「人間と非人間を区別するものは何か?」という命題を一般論として見事に描ききる内容だからです。
旧版と新版があって、新版の方が圧倒的にすばらしいです。またこんなことをいうのは傲慢ですけど、Web上の書評は見ないで読んだほうがいいような気がします。途中で感情があふれたために「そこで止まってしまっている」ケースが多いですから。

>このような映画が作られるようになった最初の一歩としては評価できる作品だと
>思いますし、言われているように、これが「決定版」とはならず、今後、
>さらなる作品が作られていくきっかけとなれば良いなと思いました。
全くその通りですね。この「最初の一歩」というのがじつに肝心でありまする。
例えば『アンネの日記』なんかも「最初の一歩」となるべき作品なのですが、実際にはそこで終わりにしてしまうことが多いから、結果として世間的な視座が一面化してしまうんだと思います。
また、今後の展開があるとすれば、そこに望みたいのが「洞察力」「観察力」ですね。トラウドル・ユンゲという人は、せっかく「20世紀最大の問題人物」の傍らにいたにもかかわらず、結局のところ平凡なお茶の間感覚でしか物を見てませんでしたから。

もしユンゲにゾフィー・ショルの知性と感性があったら、きっと何か別のものが見えていたことでしょう。でもそういうシチュエーション自体がありえないんでしょうね、きっと。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2005年11月14日 01:25
TBして頂き有り難う御座居ます.

大変奥深い考察で,私にはなかなか….
此の映画が公開される時点でもドイツでは賛否分かれたと言いますから,矢張り赤軍の乱暴狼藉やSSの即決裁判,自殺するドイツ人のSceneは描くのが難しい部分が出て来たのかもしれませんね.

ただ,此の様な課題になる点がある事からしても,まだまだ「Berlin戦映画の決定版」にはならないでしょうし,此れから後続の方が其れを目指し作成した映画が出てくるでしょうね.
Posted by project0 at 2005年11月14日 13:14
 すごい古い記事にコメントありがとうございました。ここにコメントさせていただいたことをすっかり忘れていました。
 あと、桜木ルイ16世さん(桜木ルイにお世話になったクチですか?)のお勧めの映画の件、実は興味がでてきております。ちょいと探してみてみようと思っています。
 この映画のおかげってわけでもないんですが、ドイツに関して興味が湧いてきています。知人は多少いるのですが、やはりその人たちの背景となる歴史を知らないことにいつもちょっと悔しさを感じていまして。
 しかしたくさんのコメントをいただいていてすごいですね。中々影響力のある文章というやつはかけないです。
 関係ない話ばかりで恐縮ですが、では。
Posted by 煩悩即菩薩 at 2005年11月18日 21:52
TBありがとうございました。
深い読みに感心して読ませていただきました。
この映画が伝えているのは、ただヒトラーの人間臭さ…私には、その意図が見えすぎた映画でした。歴史的事実よりも、ヒトラーの心理描写にとどまった映画だと思います。
映画は書籍と違って、何か1つのテーマじゃないと描ききれませんものね。
Posted by おっとこまえ at 2005年11月18日 23:28
★project0さん
TB&コメントありがとうございました!
>まだまだ「Berlin戦映画の決定版」にはならないでしょうし,此れから
>後続の方が其れを目指し作成した映画が出てくるでしょうね.

おっしゃるとおり、そうなってくれることを願いたいっす。
その場合期待したいのは、ひとつには今回の映画評本体で書いた「BC級戦犯」たちの主観世界の話、そしてもうひとつが、『Der Untergang』でまったく描かれなかった外国人SS義勇兵の話です。

ヨーロッパ社会では一種タブー化している面もあるのですが、ドイツ人だけで固められていたというイメージの強いナチス親衛隊(SS)の戦闘部門メンバーの過半数が、実は外国籍の人間だったという事実があります。「ソヴィエトに対抗するため、ヨーロッパはドイツの軍事力のもとに統合されねばいけない」というナチの「汎ヨーロッパ主義」思想を真に受けた人たちで、あのベルリン最終戦のときも、逃げ場の当てのあるドイツ軍兵士の多くはさっさと逃げてしまい、最後まで規律正しく頑強に抵抗したのは何とデンマーク、ノルウェー、ラトヴィア、フランス人の武装SS部隊だったそうです。

彼らはもう故郷にも帰りようがなかったわけで.....吾輩的には、「ドイツ人の言い分」だけを述べて終わりにしてほしくないんです。


★煩悩即菩薩さん
おおお、これはご丁寧にありがとうございます!
>この映画のおかげってわけでもないんですが、ドイツに関して
>興味が湧いてきています。知人は多少いるのですが、やはりその人たちの
>背景となる歴史を知らないことにいつもちょっと悔しさを感じていまして。

これはナイスですね! でも実際けっこう難しいんですよ。特に「ナチ問題」について直接彼らと語るのは。
戦後ドイツ人はナチズムとその時代について、最初から結論が決まった議論を学校で叩き込まれています。だから残念ながらほとんど「思考停止」に近い硬直した反応しか引き出せないことが多いんです。これって、教育効果としてはむしろヤバいんじゃないかと思うんですが。
でもって逆に今回の映画とか、あるいはもうちょっと文学的なところで言えばベルンハルト・シュリンクの『朗読者』といった作品の中に、ドイツ人全世代が共通して「あれは仕方なかったんだ」的な隙間を見つけて自己憐憫にひたる、という悪癖がしみついているような気がします。

彼らと語るときはそうした点に留意したほうが良いかなーと思います。おせっかいな話ですけど(笑)
でも実際、もし何か聞いてみたいことがあれば、メールなり掲示板なりで気軽にお問い合わせください。


★おっとこまえさん
TB&コメントありがとうございました!
というかですね、おっとこまえさんの映画評は、吾輩もちょっと遠慮して踏み込みきれなかった部分、つまり、世評の高いあの「トラウドル・ユンゲの感動的な反省告白」の真意のあやしさに見事ミドルシュートをキメているあたりが素晴らしいです。あれは必見です。というわけでこれをお読みの皆様、ぜひトラックバックから行ってみてください。加えていえば吾輩の書き込みへのレスにある「死んでしまったヒトラー自身の心理描写より、今なお生きている彼女のあの「目」の方に、この映画の「価値」はあったのではないかと思います」という表現には、吾輩の相棒のドイツ人も感心しきりでありました。

>この映画が伝えているのは、ただヒトラーの人間臭さ…私には、その意図が
>見えすぎた映画でした。歴史的事実よりも、ヒトラーの心理描写にとどまった
>映画だと思います。

これも端的で的確なご意見ですね。さらにいえば、ヒトラーの心理描写がもっと興味深い内容であれば、それはそれで良かったんだろうとも思います。
ヒトラーは「人間」であり、なおかつその上で「ただ者ではなかった」のですから、その境界線がいったいなんだったのかを暗示する内容でないと、証言の価値もたかが知れたものになってしまいます.....というと言いすぎかな?
でもトラウドル・ユンゲの知覚力・想像力の限界がそのまま作品の限界になってしまったというのは一面の事実でしょうね。通史的なパートの原作者とされるヨアヒム・フェストの良さが生きた作品でもないように感じましたから。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2005年11月19日 22:06
トラックバックありがとうございました!
イイと思ったにしろ悪いと思ったにしろ、何かを考えさせるきっかけになるものは必要だと思います。どこまで読み取れるかは”その人”次第ですからネ。
Posted by すきっち at 2005年11月22日 23:38
大変遅くなりましたが、トラックバック&コメントありがとうございました。
世の中、不都合なことは「知らせない」ような風潮が蔓延しておりまして、それでも一般国民が「知る」ことを怠れば、ある側の人たちに「操られる」ことになりかねませんよね。
とはいうものの、毎日を生きてゆくのが精一杯の人が多数を占める「一億総下流」の現代において「無知」の問題は今なお続いているように思えます。
Posted by まつさん at 2005年11月23日 08:54
★すきっちさん
コメントありがとうございました!
>どこまで読み取れるかは”その人”次第ですからネ。
それは確かにそうですね。今回非常に興味深かったのは、ひとつには「人の意見は千差万別」とかいいながら、けっこう世評の方向性にパターンがあること、そしてもうひとつは、軍事趣味業界での議論がまるで不活発なことです。特に後者は心理的に興味深い現象と申せましょう。兵器や「戦闘」の考証についての意見交換はあっても、「戦争とは?」みたいな部分についてはキレイごとっぽい紋切り型の言葉で済ませている場合が非常に多いです。
なんとなく、自分の趣味にまつわる後ろめたさを抑圧する反応行為に見えなくもないんですけど、実際どうなんでしょうね?


★まつさんさん(おおお、この書き方でいいのか?★笑)
TB&コメントありがとうございました!
>世の中、不都合なことは「知らせない」ような風潮が蔓延しておりまして、それでも一般
>国民が「知る」ことを怠れば、ある側の人たちに「操られる」ことになりかねませんよね。
まったくです。またこれは、裏を返せば受け手の側に「安直に知ったつもりになって満足する」風潮が蔓延していることの表れとも申せましょうか。

>とはいうものの、毎日を生きてゆくのが精一杯の人が多数を占める「一億総下流」の
>現代において「無知」の問題は今なお続いているように思えます。
同感です。ということでこの映画的にはトラウドル・ユンゲの懺悔シーンがクローズアップされるわけですけど、教訓として真に重要な「では、いついかなる形で社会のやばい兆候を見極めるべきか」という点についてはたいした示唆を与えてくれないのが残念です。
まー、これはユンゲさんに文句つけてもしょうがないところなんですけど、何気に重要なポイントなので、是非考察したいところですね。例えば経済的条件が同じユダヤ人でも、ホロコーストの人間狩りにつかまってしまった家族もいれば事前にナチの勢力圏外に逃げおおせた家族もいるわけで、その運命を分けたもの(というか判断の決め手)が何だったのか、という部分に心理的に斬りこむ実録ルポとかが欲しいところです。

そういう意識アクションがないと、あの有名なマルティン・ニーメラー牧師の言葉がただ浪費されるだけになってしまいますから.....

http://1984.asablo.jp/blog/2005/09/13/73981
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2005年11月26日 20:57
TBありがとうございます
なるほど、本当の背景は見えないところにあるんですね。小さなことなのにそれはすごく大きい。勉強になりました。ありがとうございます
Posted by zattchi at 2005年12月01日 11:09
★ミチミチさん
TB&コメントありがとうございました!
>小さなことなのにそれはすごく大きい。勉強になりました。
いえいえそんな風におっしゃられるとこちらが恐縮してしまいますですよー! ということで、「本当の背景は見えないところにあるんですね」というのは一事が万事、まことに同感であります。社会時評なども、なまじっかある程度出来が良いものの方が深刻な欠点が見えづらいわけで、そういう陥穽にハマらないように気をつけたいものですね。結局のところ、自分自身の感性というか「嗅覚」をちゃんと研ぎ澄ませながら責任を持って諸事を判断しないといかんのだなー、ということを再認識させられる感じです。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2005年12月04日 17:47
初めまして桜樹ルイ16世さん
TBありがとうございます。

なるほど。大変勉強になりました。
総統大本営の「外」を描かなければ意味を持たない、まさにその通りですね。自分の読みの甘さを痛感しています。私としては今まで見てきた戦争映画があまりにも偏見に満ちているものが多く感じられて、ドイツ人に対して少し感情的なってしまいました。(選んだ映画が偏ってただけかもしれませんが)この映画のDVDが発売したら、桜樹ルイ16世さんの考察を意識してもう一度見てみようと思います。

最後に事後報告ですがリンクさせて頂きました。
Posted by 軍曹 at 2005年12月12日 22:46
★軍曹さん
TB&コメントありがとうございました!
また、お褒めいただきありがとうございます。拙文が何かしら歴史観構築の参考になれば非常に嬉しいです。

>私としては今まで見てきた戦争映画があまりにも偏見に
>満ちているものが多く感じられて、ドイツ人に対して少し
>感情的になってしまいました。
これは自分も同様の経験があります。しかし史実を、というか「意味」を掘り進めて行くと、じつは最初反感を持っていた「偏見に満ちたステレオタイプ」の中にも何がしか深層の真理が含まれていることに気づかされることが少なくありません。小林源文劇画で言えば『黒騎士物語』を超えて『カンプグルッペZbv』の境地に至るというか、そんな感じでしょうか。
で、そうなるとドイツ軍に心情的に肩入れすること自体がばからしくなってくるんですね。武装SSに関する戦記を読むにしても、SS将兵の英雄伝説なんかより、そういう書物を書く人(ドイツ人とは限らない)の心理的背景そのものに興味がわいてくるもんで(笑)

というわけでですね、ナチスドイツの戦争というのはいろいろな意味で「人間の正体とは何か?」を徹底的に考えさせる材料に満ちているので、ドイツびいきの心情に惑わされずに「その奥にある普遍的価値」をつかみ取りたいものです。

そんな感じであります、お互い頑張りましょう!
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2005年12月15日 23:08
遅くなってしまいましたがTBありがとうございました。
ヒトラー総統を「亡国の指導者」そして「一人の人間」として描いた作品は観た事がなかったので感銘を受けました。
行いが変わる事がありませんが、見方によって人物の別の面も見えてくるのだと改めて考えさせられました。
Posted by 健太郎 at 2005年12月21日 00:37
★健太郎さん
TB&コメントありがとうございました!
>行いが変わる事がありませんが、見方によって人物の別の面も見えてくるのだと
>改めて考えさせられました。
そうですね。というか逆に、これまでのヒトラー像がいかに一面的なステレオタイプだけで構築されていたか、さらにいえばそうせざるをえなかった政治文化的事情の圧力がいかに大きかったかが偲ばれます。
しかしいくらなんでもそれはむしろ不自然で、反ナチ教育的にも逆効果ではないか? という観点が次第に浮上してきたゆえこういう映画が作られるようになったのだろうと思います。

ただし記事やコメントでのやりとりにも記したように、本作は「人間ヒトラー」を描くついでにドイツ人全体の責任をチャラにしようという無意識的な願望が見え隠れするので、そういう意味では問題なのかなぁ、と。
また、「人間ヒトラー」を描いたということではアレクサンドル・ソクーロフ監督のロシア映画『モレク神』の方が遥かに凄いと思うんですが、映画市場ではほとんど取り上げられていないのが残念なところですねー。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2005年12月23日 10:02
 はじめまして。TBありがとうございます。
 私とは異なる視点と知識からのレビュー、読ませていただきました。矢張り似たようなところも印象に残っていたようですね。この映画は、本当に意味深なものです。あと、こちらからリンク&トラックバックさせていただきますね。
Posted by Harry at 2005年12月30日 19:23
TBありがとうございます。
 
詳細な内容と切り口が面白く、興味深く読ませてもらいました。

Posted by ELEY at 2006年01月02日 03:09
TBありがとうございました。
>「おれたちが占領地でやったことのほんの一部でも敵がここでやったら.....」
確かに重く響く言葉ですよね。映画もまた違った視点になっていたと思います。

僕は陥落直前のベルリンを見せたかった映画だと思いました。ヒトラーは主役なれど、あくまでも語り部は秘書となった女性。あの映画の中では、ヒトラーは狂った空気の中に出てくる一人でしかないようにも思えました。あの戦争を総括するつもりは、とりあえずないのでしょうか。

戦後60年経ってやっとヒトラーが映画の表舞台で、主役で演じられるようになった、と思うと時代の流れを感じます。悲劇を語り継ぐことも、映画の重要な役割かもしれません。
Posted by tak at 2006年01月08日 23:28
TBありがとうございました。
なんとなく程度にしか興味を持っていなかったのですが、やっぱり深いですね、ナチスドイツの問題は。勉強になります。

正直なところ、最後のユンゲ女史の告白は、映画のトーンと大きくずれているような気がしました。
映画全体のトーンにある「あのときはあれで仕方なかったんだ」というふうな自己正当化の気配に対して、
ユンゲ女史の「それでも私はそれに気がつくべきだったのだ」という最後の告白が、思い切り水をさしているように感じられ、
奇妙な気分になりました。製作者はいったい何を描きたかったんだろう、と。

『「こういう脚本をつくってしまう」ドイツ人の精神の謎ぶりというものを味わわないともったいない』
というご意見、興味深く思います。
Posted by KazmaS at 2006年01月08日 23:33
★Harryさん
TB&コメントありがとうございました!
>矢張り似たようなところも印象に残っていたようですね。
そうですねー。ということで本作についても、コアな議論はとどのつまり、「当時の一般ピープルの状況認識の『反省の記念碑』として有効かどうか」という点に収斂していくように思います。で、自分は「有効でない」とする立場にいるわけですね。

というかこの問題に関しては、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ドッグヴィル』で世界中の深層心理を震撼させたラース・フォン・トリアー監督が、『ヨーロッパ』というこれまた凄い映画でみごとに斬っております。「あの時代のドイツ」の内面についてこれほど端的に示唆を与える作品を、自分は他に知りません。まさに傑作というものです。もしよろしければ是非ご覧ください!

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HRTP/249-2638314-9614726

ああ、『Der Untergang』が必要以上にもてはやされる一方でこういう作品の真価が顧みられない現状はあまりに悲しい.....


★ELEYさん
TB&コメントありがとうございました!
また、お褒めいただきありがとうございます。
やはり、ブルーノ・ガンツの好演だけでこの作品を「マスターピース」扱いしてしまうのは、それだけでヒトラー解釈の平板化、つまり「つまらない化」を招いてしまいますからね。それはいかんですね、ハイ。
ということで、もっといろいろな「ちょっとした知的好奇心」と照らし合わせてみたほうが、自分なりに価値ある歴史解釈・思考に行き着くと思いますです。いやマジで。


★takさん
コメントありがとうございました!
>あの戦争を総括するつもりは、とりあえずないのでしょうか。
すくなくとも世間常識的な感覚でいうところの「責任をとる」つもりはさらさら無かったと思います。しかし「いわゆる」無責任とも圧倒的に違うわけですね。これはレン・デイトンの『電撃戦』評でも多少匂わせたところなんですが、ヒトラーというのは、彼自身の意志がどうのこうのという以上に「社会の無意識的意志の増幅器」として機能していた面があるように見受けられます。そこがある意味彼の存在意義の謎を解くポイントなんですが、この映画はそういった知的関心に対するとっかかりに欠ける感じでまとめられていたのが残念です。

前記の繰り返しになりますが、映画がこうなってしまったのは、トラウドル・ユンゲという現場観察者の「凡庸さ」によるところが大でしょうね。逆に、マルティン・ボルマンの指示で記録されたヒトラーの肉声雑談集『ヒトラーのテーブル・トーク』は、彼の民族に対する責任感のあり方の不気味さや、またドイツ属性を越えた非凡さをもしっかり感じさせる内容で、個人的にはこういうブツが(適切な形で)もっと世間にひろまって欲しいものよのー、と思う次第です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4879191221/ref=pd_sim_dp_2/249-2638314-9614726


★KazmaSさん
コメントありがとうございました!
>映画全体のトーンにある「あのときはあれで仕方なかったんだ」というふうな
>自己正当化の気配に対して、ユンゲ女史の「それでも私はそれに気がつくべき
>だったのだ」という最後の告白が、思い切り水をさしているように感じられた!
あああ、KazmaSさんの理性的な疑問はわかります。でもドイツ人の場合、えてして「葛藤」の代りに「分裂」を起こしてしまうので、その一見矛盾しあうような2要素が併置されてひとつの大きな「免罪符」を形成してしまう感じなのです。
つーことで、これぞまさにドイツ流の心理マジックというか、いつも「妥協」の着地点を求めながら議論するわが国のメンタリティからはなかなか理解困難なところですね。まあ、ひらたく言えば「わが国のとは別種のあからさまな偽善」なんですけど(爆)
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年01月16日 01:44
あの最後の「告白」ですが、私も怪しく思いました。ユンゲさん自身が気づいていないのですが、「これさえ言えば、責められない」ぶりは今のドイツでもまだよくあるパターンで、私的にはとても嫌です。
Posted by マライ at 2006年01月16日 01:54
TBどうもです。
>別に大作でなくてもいいから、作るのなら「意味」が本物な映画を作ってほしいです。
そのとおりですね。
ヒトラーはさまざまな原因でありながら、それがすべてではないんでしょうから。
ヒトラーが善悪だなんてことでない視点からの解釈が広がればいいですね。
Posted by bouzu at 2006年01月16日 07:25
TBありがとうございました。

私はこの映画はヒトラーとその周辺にスポットを当ててるのだと思って観ていました。自分の知識の無さもあるのでしょうが、いろいろと考えるきっかけをくれたいい映画だと思っています。

ただ『ベルリン陥落1945』を最近読みましたので、今この映画を観たら、違った感想をもつかもしれませんね。
Posted by ぷらりん at 2006年01月16日 20:52
TBありがとうございます。

>本作が「ベルリン戦映画の決定版」とならないことを祈ります。
これまで自分が見てきた戦争映画の中では佳作の方ですが、ベルリンの一般市民をもっと描いてほしかったと思います。
…となると、主役がヒトラーではなくなってしまうので、作品として成り立たないかもしれませんが、これぞ決定版!という映画をぜひ見てみたいです。
Posted by c-r-28 at 2006年01月16日 20:53
TB有り難う御座いました。
価値観、知識、見識、見聞等々によりそれぞれ色んな考えをお持ちの方がおられる……よく分かりました。様々な視点、立場で描く。難しいです。ナチの残虐シーンはソ連時代の宣伝映画では腐る程ありますし、ナチ党員の悲哀?を描いた「ブリキの太鼓」なんてのもありました。数々の題材を一つの映画に盛り込むことは困難。官邸地下のナチ高官の人間模様。これでいいのでは?
私的には、本映画の注目点は、ドイツ人による創作であることです。

さて、先の大戦。満州に攻め込んだ背信的ソ連軍の在満法人に対する暴虐ぶり。どなたか描いてくれませんか?
Posted by 言えさん at 2006年01月16日 21:51
ちなみに、私はドイツ人で、上にも書いたことからわかりますが、この映画には納得できません。

私が生まれたドイツ(「ドイツ人です」と紹介のとき毎回いわなければならない)の誰かががこのような映画を作るのは恥ずかしいです。自分の歴史だからこそちゃんと描いてほしかったですよ。

甘くて、無理やりなハッピーエンドのこの映画を観てしまう全世界の人々が、これからドイツについてどう思うでしょう?

『男たちのやまと』も同じのではないですか。もしこの映画が外国で上映されたら、日本人ももういちどこの映画について考えなければならないと思います。『ヒトラー・・・』のでは「嘘ぽい」ところ(など)が問題になっているけど、『やまと』では「理想化」などが問題かもしれません。(これはまだ観ていない映画なので、決してああだと言い切れません。)

ちなみに、日本人に「南京大虐殺」に関する映画を作ってほしいですね。日本人にも批判的に自分の歴史について考えるチャンスがいろいろあって、今回のこのドイツ映画よりいいものをぜひ作ってほしい!
Posted by マライ at 2006年01月17日 06:40
★マライちゃま(その1)
>「これさえ言えば、責められない」ぶりは今のドイツでもまだよくあるパターン!
あああ、いきなり核心を突いてしまったねー!(笑)
そう、あれはまさに「免罪符」なのよ。だって実際のところ、当時ホロコーストの情報に接したとしても、たぶん彼女は「知らないふりをする」か「気づかない」で終わるだろうし.....でも日本の場合、そういう解釈をしないで真剣に感心してしまう人が多いのよね。それだけ「出来のよい免罪符」と言えるかもしれないけど。いわゆるドイツ品質というか(爆)


★bouzuさん
TB&コメントありがとうございました!
>ヒトラーはさまざまな原因でありながら、それがすべてではないんでしょうから。
>ヒトラーが善悪だなんてことでない視点からの解釈が広がればいいですね。
まったくです。ヒトラーは「原因」というより、人間の本性を増幅させる「触媒」みたいなものだったと思うので、悪魔的なイメージを当てはめるのがそもそも間違いなんじゃないかと思います。でもたぶんその方が「関係者」たちにとっては都合がいいんでしょうね。


★ぷらりんさん
TB&コメントありがとうございました!
>ただ『ベルリン陥落1945』を最近読みましたので、今この映画を観たら、違った感想を
>もつかもしれませんね。
あああ、そりゃそうでしょーーー。『ベルリン陥落1945』に比べれば『 Der Untergang 』はまさに「峰打ち」という感じで.....(爆)
しかしあの逸品ドキュメンタリーも、わが国では「立派な武装国家でないと市民がこういう悲惨な目に遭うのだ!」と、右翼が左翼リベラリズムをぶっ叩く材料に使われたりしているのが悲しいっす。


★c-r-28さん
コメントありがとうございました!
>これまで自分が見てきた戦争映画の中では佳作の方ですが、ベルリンの一般市民を
>もっと描いてほしかったと思います。
>…となると、主役がヒトラーではなくなってしまうので、作品として成り立たない
>かもしれませんが、これぞ決定版!という映画をぜひ見てみたいです。
まー、ヒトラーを主軸としたお話で、時間の制約もあるから困難ではありますが、それにしても「部分の描写により全体を暗示」するような巧みさがあればそのへんもっと満足いく内容になったはずなので、いささか残念ではあるところです。というか、人間心理の演出がいささか直線的すぎた感じがしなくもありません。アレクサンドル・ソクーロフがブルーノ・ガンツを擁してヒトラー映画を撮ったらどんな出来になったんだろうなー、とつい思ってしまうところです。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年01月18日 01:58
★言えさん
コメントありがとうございました!
>数々の題材を一つの映画に盛り込むことは困難。官邸地下のナチ高官の
>人間模様。これでいいのでは?
まあ、理屈では確かにそのとおりなんですが、だとすれば、そこには人間観察力と洞察力が通常以上に求められると思うのです。が、先述したようにズバリそれが「超イマイチ」なので悲しいんですよー実に。
でもってそういう意味からすると、アルベルト・シュペーアの回想録なんかは非常に見ごたえ満点なものがありますね。確かにヒトラーの最後の日までは付き合ってないけど、個人的にはあれをベースに映像作品をつくったほうが人間ヒトラーの内面の真実に迫るすごいものになったんじゃないかという気がします。

>さて、先の大戦。満州に攻め込んだ背信的ソ連軍の在満法人に対する暴虐ぶり。
>どなたか描いてくれませんか?
今回ここで、こういう文章が出てきたのは非常に興味深いことです。
言えさん的に、これによって何を主張したいのか、ぜひ教えていただきたく思います。

『ベルリン陥落1945』は、ロシア人によるドイツ一般市民への暴虐ぶりを赤裸々に描いた、という面がクローズアップされて評価されていますが、実際に読んでみて感じるのは、むしろ、そういう異常事態に直面したドイツ人たちの「人間としての本性」の表われ方についての心理分析のすごさですね。下手に情に流されたりしていないのが素晴らしいです。

ただし本書では、加害者側であるロシア人の内面への踏み込みがまだ足らないかなという気がします。最近は、BBCのホロコースト特番などでも示されているように、戦争犯罪でも加害者側の視点の分析に注目が集まりつつありますし、個人的にはソ連の対日参戦についても、あの大国にふさわしくない火事場泥棒的な所業をスラヴ族自身の主観がどう受け止めているか、という面にスポットライトを当ててみたいですね。
つか、そうでないと、それこそ『男たちの大和』評で書いたような「内輪的な慰霊碑」以上の作品にはなりえませんから。
 

★マライちゃま(その2)
『男たちの大和』については、あれは別の意味で面白すぎる映画なので、『 Der Untergang 』との末端的な比較で語りきってしまうともったいないともいえましょう。

でもって今回のマライの書き込みだと、読む人によっては、左翼教条主義的な平和指向みたく解釈するかもしれません。30年ほど前の歴史教育感覚というか。特に南京大虐殺がどうのこうのという表現は誤解されやすいし、単に犠牲者の数の大小を問題とするようなつまらない議論に変質しやすいです。
ちなみにこのへんの問題全体を包括する「マライ的真意」は、マライブログの

http://hendayo.blog37.fc2.com/blog-entry-189.html

↑この記事に端的に表れているように思います。これはなかなかいい記事です。
ということで、それがうまく伝わらず、「おまえらだってやったじゃないか!」的な水かけ論につながりかねない展開は可能な限り避けた方が良いというのが私の見解です。

ではどのようにすれば.....というと、まさに上記のマライ主張と同質の内容を、隙なく的確に文章化した例が数年前のウチのHP掲示板での議論にありました。いうまでもなく、かつて掲示板の文化を仕切っていたロシア人のErika様の文章です。紹介すると長くなるので、別記事にしますね。ということでよろしこ!
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年01月18日 06:29
★マライちゃま(その2)続き
これです。旧ソ連の大韓航空機撃墜事件について「頭脳階級と筋肉階級にむやみに分かれたスラヴ社会の特性がよく表れている」と書いた私の投稿についてあるウクライナ人が反論してきたのに対し、Erika様が意見したものです。これは、先のドイツ海軍の練習船についてのマライの思考と重なる内容で、しかも「つまらない誤解を拒絶する」という意味でも見事な表現例だと思います。ということで、よかったら参考にしてみてね!

(上から下へ読んでください)

***********************************

80000hitおめでとうございます 投稿者:オクサーナ
投稿日: 8月 5日(土)01時12分57秒


いまさらですが、大韓航空の話については色々と意見が言わせていただきたいです。
桜樹さんの意見は、少年のように白黒はっきりしています。つまり、西洋的と東洋的な
考えを極端に分けようとしています。しかし、ロシア(ソ連)の場合、そうはっきり
分けるのは間違いだと思います。

桜樹さんがまったく触れていないテーマについて意見を聞きたいです。
それは軍人のプライド(武士の魂)です。義務を果たすことは軍人にとっては名誉や
プライドであると思います。私だけではなく一般的に。
たとえ敵ではなく分からない物が侵入してきた場合、それを撃つのは当然でしょう?
違いますか?

------------------------------------------------------------------------------------------

「彼等(チェチェンテロリスト)を便所でおぼれさせてみせる。」 投稿者:Erika
投稿日: 8月 5日(土)15時47分40秒


表題はプーチンロシア大統領の発言。今、この言葉をロシアでは知らない人がいないでしょう。私はこの前知ったばっかりだけど。もっとロシアの新聞を読まないと。解釈はいろいろあるみたい。しかし、言葉というのは相手が自分が思う通りに解釈できるから、不思議な道具ですよね。

http://ng.ru/ideas/1999-10-23/kremlin.html
http://ng.ru/specfile/2000-03-28/12_specialist.html

オクサーナ様、お久しぶり!
ロシアへ行ったこともないし、私たち以外にロシア人の友達もいない桜樹様の「ロシア観」はともかく、今回の問題はとても面白い。以前興味が全くなかったですが。これで、ある事件を思い出しました。

確かに、あれはペレストロイカの真っ最中だったと思う。あるドイツ人のアマチュアパイロットが小さな飛行機で誰にも気付かれずに、なんの苦労もなくロシアとの国境を超え、モスクワの赤広場に着陸した。そのとき、ロシアではもちろん大騒ぎになった。「国の防衛がどうなっている!」とか、「世界的に格好悪い!」とか「恥ずかしい!」…。確かに、防衛がちゃんと出来ていると思えないエピソードだし、恥ずかしいでしょう。「撃つ」、「撃たない」前に気付かないのがちょっとひど過ぎるよね。だけど、少なくとも、あのパイロットを撃たなくてよかったとも思う。そのとき、義務をはたせなかった軍人はよくないよね。あれからどうなったでしょう。意外と何も罰を受けてないかもしれない。

だが、軍人の義務とは何が、一体。人間の義務とは矛盾することが多いように思える、私としては。プライドはいいけど、それは人間を殺すことなら、毎回毎回真剣に考えていただきたい。アフガニスタンで戦っていたロシア人達も「義務をはたすために」と信じていたでしょう。だけど、それは本当に国のために必要だったかどうか。そういう質問に対し「正しい」答えが存在しない。今はロシア国内でもアフガニスタン戦争のことを一生懸命忘れようとしているように見えて悲しい…。

「義務をはたした」だけで満足していいかどうか。軍人なら、それだけでいいかな。人間なら、それだけでよくないはず。軍人でも。現在のロシアの軍隊が危機に陥っている理由はこれではないかな。みんなから馬鹿にされている。チェチェンであれだけ頑張っていても。とても残念。

というわけで、私に対しての質問ではなかったが、「撃つ」のが当然なことではない。「撃たない」のも当然なことではない。そういうとき、当然なこと、一体何でしょう。…便所でおぼれさせてみる、とか?

***********************************


.....いかがでしょうか?
ちなみに南京大虐殺については、個人的に「南京大虐殺否定論」を熱く主張する人たちの根本的動機のありかたに非常に興味を持っています。今度記事にするかもしれません。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年01月18日 06:53
>ベルリン最終戦での赤軍の民間人への暴行
これに類する描写を詳細にやってしまえば、おそらく戦争映画というよりも、一時アングラ界で流行った交通事故現場の映像集等と同類に堕ちてしまうかと思います。恥ずかしながら、小生も若い時分には、世の中で隠されている部分にこそ貴重な真実があると思い込み、その手の映像を見てしまった経験もあります。勿論、そこには何もありませんでした。

もっと一般的な、「暴力を振るう快感」について掘り下げた作品といいますと、小生が想起しますのは『地獄の黙示録』です。アレは結構イイ線行っていたかとは思うのですが、結局観念論の衣を
まとった娯楽作品だったなあ、と思います。もし、キルゴア中佐があんなにわかり易い人物でなければ、あるいは爆撃シーンの音楽がワーグナーではなくモーツァルトだったら、更に不気味さが際立ったかもしれません。
文芸作品でいいますと、ダン・シモンズの『殺戮のチェスゲーム』が小生の一押しです。本作には「無抵抗の人間に、暴力を振るうこと」に快楽を覚える連中として、それこそ街のチンピラレベルの小悪党から、正真正銘の化け物まで見事なグラデーションを持って『悪』が描写されていると小生は思います。主人公はホロコーストの生き残りのユダヤ系市民なのですが、彼に相対する(かつてのナチス親衛隊以上の)絶対悪として君臨するキャラクターが、アメリカ上流階級を具現化したような、一見極めて魅力的な(しかし心理的にはホンモノの化け物)大富豪であるという図式がミソでした。もし閣下が未読でしたら、出来ればチェックして頂ければと存じます。

Posted by 萩久保 at 2006年01月21日 02:55
TBありがとうございました。
とても興味深くA面B面拝読させていただきました。
「ベルリン陥落1945」ぜひ見てみたいです。
アカデミー外国語映画賞なんかに押されるような
国際受けするような映画でなくてよいから
いつの日かドイツ人監督による本当の「ベルリン戦決定版」が
作られるとよいですね。
Posted by M. at 2006年01月22日 10:49
TB有難うございました。
ヒトラーを描くということは、本当にそういうことなのですね。

色々考えさせられた映画でした。
Posted by その at 2006年01月22日 11:29
 TBありがとうございますm(_ _)m

 これからは、時間を見つけて史実モノにも
目を向けなければと考えさせられました。あ
まり多く語れないもので。
Posted by たましょく at 2006年01月22日 12:27
TBありがとうございます。
私は、この映画は「内」を中心に描いたものであって、「内」と「外」の対比は十分に描かれていたと思います。歴史を描くというのは、膨大な史実の中でどれを採り、どれを捨てるかという選択です。この映画の選択は、今のところそれほど間違っているとは思えません。
ご紹介いただいた『ベルリン陥落1945』は未読ですので、これを読んでみて感想が変わればまたコメントいたします。
Posted by まいじょ at 2006年01月23日 14:51
桜樹ルイ16世さん、はじめまして。

『ヒトラー〜最後の12日間〜』を私は、WW2ものながら別な視点から見ております。
それは、今なぜヒトラーなのか、というアメリカ映画にない視点です。
この映画は、9.11以後の世界やイラク戦争を意識しているのでは、と思わせます。

映画の中では、思考停止し、無能な独裁者になおも教えを乞う人々の断末魔の姿がグロテスクに描かれています。
そのような人々をとおして、自ら考え行動することの大切さを訴えると同時に、それを実践し、非暴力による抵抗に散ったゾフィー・ショルを生前のインゲ女史に語らせることにより、現在の暴力の応酬に対してひとつの回答を提示したものと感じます。
ここに、今ゾフィー・ショルが再評価され、ドイツ、アメリカ、フランス(ゴダールの『アワー・ミュージック』)の映画で取り上げられる理由があるのではないかと思うのです。

Posted by グスタフ飯沼 at 2006年01月24日 00:04
初めまして。TBありがとうございました。
AB両面、大変興味深く読ませていただきました。
何をコメントすべきか迷いましたが、素直に感想として記事にアップした内容を補足させていただきたいと思います。多少これまでのコメントやレスと重複する部分もあるかもしれませんがご容赦ください。

まずこの作品のテーマですが、僕は単純にユンゲという秘書個人から見たヒトラーやその周囲の人々の最期を、忠実に再現描写することに尽きると解釈しました。
「おれたちが占領地で…」という類の描写が無いことで、SS将校達の置かれた立場の説明が不十分でないがしろにされているというご指摘は大変共感する部分もありますが、一方で「そのことを当時あの状況下で認識していなかったユンゲ」という視点から作品を製作する前提では、むしろ入れてはいけない部分でもあったのではと思います。
主人公が最後まで実際の現場に立ち会っているにもかかわらず、何となく疎外感を感じるこの作品の視点も、このユンゲという女性の一人称の独白という導入によって理解できました。

もう一点、ヒトラーの存在意義についてですが。
「政治」というのは「社会」という集団の向かおうとする方向を一部の人間が操作する術だと考えています。
元々には「多数VS少数」という体ですから、例え当時のドイツのような体制であっても、元々社会自体が持つベクトルを利用しなければ操作はできません。
従って、社会の方に大きな要因があったからこそのナチスの台頭な訳で、この点において、桜樹さんの仰る「得体の知れなさ」に対する関心や、「社会の無意識的意志の増幅器」という説は大変興味深く感じました。

桜樹さんの仰るとおり、僕もこの作品はあくまで「一側面」として受け止められるべきだと思います。
本質を探るという作業において、様々なアプローチからの記録を総合的に検討するという作業は非常に重要で、この作品はその一環と解釈しました。
Posted by はち at 2006年01月24日 02:22
TBありがとうございました(*^-^*)
【Der Untergang】という映画はまだ鑑賞したことがないのですが、観たくなりました
Posted by cherry@Cinemermaid at 2006年01月24日 06:58
新刊情報です。

講談社:『ヒトラー・コード』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062132664/qid%3D1138618022/250-1412768-3449803

本書は、たった一人の読者・スターリンのためにまとめられた。宿敵ヒトラーの自決を疑うソ連の独裁者は、「神話作戦」のもと、ふたりの総統側近を厳しく尋問させる。偽証は生命を危うくする状況下で告白されたヒトラーの日常生活、食習慣、気質、病歴から政策、戦争指導、地下壕での最期の日々、死の瞬間まで、すべてが第一級の記録である。読後、スターリンが封印した【禁断の書】が、ドイツ若手研究者の手で、55年ぶりに発見されたとき、世界は震撼した!欧米ベストセラー緊急翻訳

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062132664/qid%3D1138618022/250-1412768-3449803

ふたりの側近とは、『ヒトラー〜最期の12日間〜』にも登場した、オットー ギュンシェと、ハインツ リンゲのことです。本書内には、ギュンシェとリンゲの釈放直前、囚人服姿の写真が載ってます。

巻末には、第三帝国主要人物、ドイツ3軍の指揮官、総統防空壕住人などの、100ページに及ぶ人名事典が添付されてます。
Posted by ぷりんつ・あるぶれひと at 2006年01月30日 20:10
★萩久保さん
コメントありがとうございました!
>「赤軍の民間人への暴行」に類する描写を詳細にやってしまえば、おそらく戦争映画という
>よりも、一時アングラ界で流行った交通事故現場の映像集等と同類に堕ちてしまうかと思います。
なるほど、それは言えますね。赤軍兵の乱暴狼藉はまず間違いのない史実ですが、それを映画で描くとなるとたぶんことさら「情緒的に」強調した描写になってしまい、過去の個人的な恨みつらみを拡大再生産させるだけでしょうからね。やめといたほうがいいのは確かですね。

>暴力映画としての『地獄の黙示録』!
>キルゴア中佐があんなにわかり易い人物でなければ、あるいは爆撃シーンの音楽が
>ワーグナーではなくモーツァルトだったら、更に不気味さが際立ったかもしれません。
これは非常に納得です。第三帝国についてもこのような観点から意識の深みをさぐるような映画が増えてほしいものですね。ちなみに自分的にこの条件をクリアした「おドイツ関係映画」は、先日レビューを書いた天才ラース・フォン・トリアーの『ヨーロッパ』だけだったりします。第三帝国を観念的にちゃんと咀嚼するのは、やはり、正気を保った映画監督には無理のようでありますな(爆)

>ダン・シモンズの『殺戮のチェスゲーム』
これは吾輩もチェックいたします。値千金情報をありがとうございました!


★M.さん
TB&コメントありがとうございました!
また、お褒めいただきありがとうございます。
>いつの日かドイツ人監督による本当の「ベルリン戦決定版」が作られるとよいですね。
そうですねー。そうしないと成仏できない魂も多いように思うんですが.....でも自分の過去経験からいうと、「決定版」は英国人が作ってしまうような気がするんですよねー(爆)


★そのさん
コメントありがとうございました!
>ヒトラーを描くということは、本当にそういうことなのですね。
まー、個人的にヒトラーは「ドイツ人の深層意識の増幅器」だったと思うので、ヒトラーを描くということは結果的に「ドイツ精神社会の本性」を描くことに他ならないと思ったりするわけです。


★たましょくさん
TB&コメントありがとうございました!
>これからは、時間を見つけて史実モノにも目を向けなければと
>考えさせられました。
おおお、いいと思うんですけど、「実は歪んでいながら妙に心に食い込んでくる」史実モノはむしろ弊害が大きかったりするので、その点については気をつけてくださいねー!


★まいじょさん
TB&コメントありがとうございました!
>この映画の選択は、今のところそれほど間違っているとは思えません。
まいじょさんの記事を拝見しましたが、私のと対照的な観点ですね。私の場合、あのトラウデル・ユンゲの「反省」を「免罪符」としてあっさり斬り捨ててますから。で、自分で書いててもちょっと厳しすぎるかな?と一瞬思いましたけど、上のコメントでドイツ知人が、
> あの最後の「告白」ですが、私も怪しく思いました。ユンゲさん自身が
> 気づいていないのですが、「これさえ言えば、責められない」ぶりは今の
> ドイツでもまだよくあるパターンで、私的にはとても嫌です。
と書いているのを見て、ああやっぱりそうなのね、と感じ入ってしまった次第です.......とか書くと、いやそれは単に1人の例にすぎないだろー、と思われるかもしれませんが、例えばドイツZDFテレビ製作の、ナチ強制収容所看守だった父親の行状を息子が問い詰めていく『父と子の対話』という実録密着ドキュメンタリー(NHKスペシャルでも放映していた)に出てきた、「戦後史観を頑固にふりかざす息子に対し、弱々しくボケたふりをしながら自己弁護をしたたかに行う父親」の姿を見てしまう(しかも類例多数!)と、決して個人の思いつきの範疇に納まるものではないらしいことがわかってしまうのであります。なんか暗い話になってしまって申し訳ないっすけど。

あと、まいじょさんの記事では「権力を持っていたシュペーアの反省ポーズは欺瞞だが、ユンゲの場合は価値がある」というニュアンスの書き方をしていましたね。それは家庭道徳的には当たりだと思うんですけど、自分の場合はシュペーアに「知的で半自覚的な悪」として大きな価値を感じているので、あれをそのようなモラルによって断罪して良いかどうかというとかなり懐疑的です。ある意味私自身が非道徳的なのかもしれませんが(笑)、そういえば演劇大国イギリスではシュペーアを主人公にした心理劇がかなりヒットしたことがあるそうで、まったくうらやましいお話でありまする。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年02月04日 08:45
★グスタフ飯沼さん
コメントありがとうございました!
>『ヒトラー〜最後の12日間〜』を私は、WW2ものながら別な視点から見ております。
>それは、今なぜヒトラーなのか、というアメリカ映画にない視点です。
>この映画は、9.11以後の世界やイラク戦争を意識しているのでは、と思わせます。
おお、これはつまりぶっちゃけ、「現在の米帝のありさまに対する間接的非難」ということを示唆しているのでしょうか? なるほどその観点での検証は興味深いですね。評価が分かれているといっても、欧州での「好意的見解」の背景は日本と違うでしょうし。で、そうだとすると、欧州での「否定的見解」の背景にもまた、「第三帝国時代への反省をダシにしてEU圏の文化イニシアティヴを強引に握ろうとしている」みたいな思考があったりするのかもしれません。

しかしそれはそれとして、この映画の「ナチ幹部以外のドイツ人に対する視線」に関する疑念はそのまま残ってしまう(というかむしろ強化されてしまう)のが困ったものなわけですが(爆)


★はちさん
コメントありがとうございました!
自分と対極的な観点からも、こうしてバランスの取れたご意見をいただけると非常に嬉しいです。
>「おれたちが占領地で…」という類の描写が無いことで、SS将校達の置かれた立場の
>説明が不十分でないがしろにされているというご指摘は大変共感する部分もありますが、
>一方で「そのことを当時あの状況下で認識していなかったユンゲ」という視点から
>作品を製作する前提では、むしろ入れてはいけない部分でもあったのではと思います。
おっしゃるとおりですね。では、なぜ私がああいう手厳しい記事を書いたのかというと、はちさん的な主張を実現するにしては、ヒトラーに従ってしまった人たちの、「真実が眼前にありながらそれを全く見すごしてしまっていた」ぶりがあまり的確に描かれていなかったと感じるからです。最後にちょこっとだけキメ台詞を言って終わりじゃないですかぁ、とか言ってしまうとまた「老人にやさしくない!」とか別の観点からお叱りを受けてしまいそうですが(爆)、上記ドイツ知人の意見はそういう製作側の姿勢を踏まえた上でのものなんじゃないかと感じています。

>本質を探るという作業において、様々なアプローチからの記録を総合的に検討すると
>いう作業は非常に重要で、この作品はその一環と解釈しました。
このご意見については非常に賛成です。観客の多くがはちさんと同じように「これもまたひとつのサンプル」と冷静に受け止めてくれればよいのですが、現実は残念ながらそうでもなく、「これこそヒトラー・ナチスの真の姿を描いた決定版」みたく勝手に解釈している人がけっこういるので、私は時代を挑発し続けなくてはならないと思っているのですー。はう!


★cherry@Cinemermaidさん
あのー、『Der Untergang』というのは『ヒトラー最期の12日間』の原題なんですが........


★ ぷりんつ・あるぶれひとさん
コメントありがとうございました!
>講談社:『ヒトラー・コード』
実は買ってあります。いうまでもなくタングステン弾芯のレビュー徹甲弾を撃ち込む予定なので、しばしお待ち下さい。乞うご期待!!!
(昔話題になった「ヒトラー日記」みたく、あとで偽書だったとかいうスキャンダルにならなきゃいいけど....★爆)
 
Posted by 桜樹ルイ16世  at 2006年02月04日 08:45
「ものぐさ族の最後」へのTBありがとうございます。BLOG主のフニャコさんに(勝手に)なりかわり御礼申します。
「ヒトラーコード」については存じませんでしたが、だいぶ以前ですが『KGBマル秘密報告書』(マル秘は秘を円で囲んだ合成文字....のためか検索に引っ掛かりません)という本があって今でも図書館等にはあると思うのですが、ヒトラーの「自決」後総統官邸を脱出したナチスの幹部は死亡するか、そのほとんどが赤軍に逮捕されて戦犯として訴追、収容されています。(生死が不明なのはマルチン・ボルマン一人)
その本はその供述調書の要約で本人のみならず取り調べにあたったKGB(当時ですからGPU?の婦人将校含む)職員の写真、署名入りというもので、斜め読みした限りですが一時資料としての重要度は動かしがたいと感じました。(なにせスターリンが目を皿のようにして読むわけですから下手なこと書いたら。。。。)
ソビエト崩壊後KGBの資料は投げ売りというか「商品」になっているわけで、西側の研究者が金に飽かして買い漁り新説をデッチ挙げるというのが恒常化しています。こうした「新説」はとかくイデオロギー的?論争のネタになるわけですが、当然情報ですから玉石混合、信頼度が低いとして日の目を見ず死蔵されたものも多いはずで、何の検証もなく大手を振って「流通」しているのは「ちょっと待ってくれ」と言いたくなります。松原隆一朗が書評で取り上げていましたが、そういう意味でユン・チアンの『マオ』なども首を傾げたくなるというのはありますが。
Posted by バルタン星人 at 2006年02月04日 11:37
確かにこういう、ある種「ヒューマニズム的」なカミングアウトがあると、妙な方向に盛り上がってしまう人達が少なからずいる点は僕も閉口気味です;

ただそれはともかく、例えば「ブラックホーク・ダウン」なんかもそうでしたが、「結論は観る者に任せ、主張を極力抑える」という作風はいかにも現代風だなぁとも思う次第です。
「適正」と取るか「毒にも薬にもならない」と取るか、意見は分かれるところでしょうね。
Posted by はち at 2006年02月05日 09:26
★バルタン星人さん
コメントありがとうございました!
>『ヒトラー・コード』問題
>信頼度が低いとして日の目を見ず死蔵されたものも多いはずで、何の
>検証もなく大手を振って「流通」しているのは「ちょっと待ってくれ」と
>言いたくなります。
確かにそうですね。ただし今回の本に関して言えば、巻頭・巻末の編者の言葉からしてもかなり学術的に裏づけをとったものであることが窺えるので、偽書疑惑については大丈夫かな、という前提で考えたいと思っています。


★はちさん
コメントありがとうございました!
>ただそれはともかく、例えば「ブラックホーク・ダウン」なんかもそうでしたが、
>「結論は観る者に任せ、主張を極力抑える」という作風はいかにも現代風だなぁ
>とも思う次第です。
同感です。で、そういう意味からすると、今回の「一般ドイツ人の問題」は、その「結論は観る者に任せ」の中に巧みに織り込まれたCMみたいなものだといえなくもないですね。
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年02月06日 06:30
この作品を購入した記事へのTBありがとうございました!
よくやく 鑑賞できましがので TB返しに参りました。

私もこの作品の中でのナチスの描き方がかなり甘いというところ、気になりましたが。
ナチスによって迫害をうけ虐殺されたユダヤ人 倒した連合側的 視線で悪の枢軸としての 描かれた今までの作品は いわばそれはそれで 偏った方向からみた姿の一つであることから こういう視点の作品もあってもいいのかなとも思ってしまいました。
ラスト トラウドゥル・ユンゲさん本人にゾフィー・ショルについても語らせることから この映画をもとに 視野を広げてくださいという監督の意図を感じました。
Posted by コブタ at 2006年03月13日 21:13
アントニー・ビーヴァーの本も、今借りている所です(スターリングラードの戦いの方)。遅れながら、こちら拝見しにきました。

ヒトラーに関する映画も随分増えました。私は、ドキュメンタリー映像で観るヒトラーの演説に不思議な威圧感を感じました。
「わが闘争」もなかなか、理解出来ないのですが(ヒトラーの考え方にも政治的なことにも)、本当の顔というのが、やはり見えてこないんです。

人間ではないのだなと私は感じています。
すいません。あまり良い意見ではありませんね。
またゆっくり拝見しにきます。

Posted by Sora at 2006年09月13日 02:39
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ヒトラー〜最期の12日間〜
Excerpt: 第226回★★★★(劇場)(政治的発言含まれますので、ご注意あそばせ) 戦後60年を迎えた日本。 原爆の爆心地である二つの都市の名前を言える人は年々減ってきているそうだ。さらに投下された日を言える人は...
Weblog: まつさんの映画伝道師
Tracked: 2005-11-23 08:50

ヒトラー〜最期の12日間〜−映画を見たで(今年124本目)−
Excerpt: 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル出演:ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ラーラ、ユリアーネ・ケーラー、トーマス・クレッチマン評価:90点(100点満点)公式サイトヒトラーも一人の人間だったと...
Weblog: デコ親父は減量中(映画と本と格闘技とダイエットなどをつらつらと)
Tracked: 2005-11-30 23:04

ヒトラー 最期の12日間
Excerpt: 「ヒトラー 最期の12日間」を観ました。★★★☆この夏は戦争物とアニメばっか観てる気がする。ここで描かれているヒトラーは、なんだかよれよれなおじさんだった。降伏する前の12日間を描いたものだからもう疲...
Weblog: ふわふわり
Tracked: 2005-12-01 07:20

「ヒトラー 〜最後の12日間」試写会
Excerpt: 「ヒトラー 〜最後の12日間」試写会監督 オリヴァー・ヒルシュビーゲルCAST ブルーノ・ガンツ/アレクサンドラ・マリア・ララ・・・story 1945年4月20日、ベルリン。首相官邸の地下要塞に退去...
Weblog: ミチミチ
Tracked: 2005-12-01 11:09

ヒトラー 最後の12日間
Excerpt: 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル出演:ブルーノ・ガンツ    アレクサンドラ・マリア・ラーラ    ユリアーネ・ケーラー    トーマス・クレッチマン2時間半の長丁場なのに睡魔はおろか中弛みも一切感...
Weblog: Saturday In The Park
Tracked: 2005-12-01 17:43

ヒトラー:最期の12日間
Excerpt:  今日は「ヒトラー:最期の12日間(原題:Der Untergang 英語題:Downfall)」です。ストーリー: 1945年、独裁者ヒトラーは、地下壕に追い詰められて自殺する。その後、彼がいなく...
Weblog: Movie_Room_Poster!!
Tracked: 2005-12-04 18:28

ヒトラー〜最後の12日間〜
Excerpt: 『ヒトラー〜最後の12日間〜』を観てきました。この作品を映画として評価することは、ぺぺにはできないし、すべきでないと思います。誉めちぎってしまうほど無責任にはなれないし、かと言って、けなす勇気もない。...
Weblog: ぺぺ日記・おもに映画日記
Tracked: 2005-12-06 17:10

『ヒトラー〜最期の12日間〜』
Excerpt: ------この映画って確かアカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたのでは?「そうなんだよね。なるほどそれだけのことはある力作だった。ランニングタイムが2時間25分もあるし、『12日間』という期間...
Weblog: ラムの大通り
Tracked: 2005-12-06 18:04

戦争の悲劇「ヒトラー ??最期の12日間??」
Excerpt: 「ヒトラー ??最期の12日間??」  (2004年 ドイツ映画)私はヒトラーにはまったく興味がない。彼がたとえ、この映画のもととなる回想録を書いた、個人秘書のユンゲに優しかったとしても。映画を見て、...
Weblog: 記憶の鞄
Tracked: 2005-12-06 20:23

ヒトラー 最期の12日間
Excerpt:  1942年、ナチスの大本営、通称「狼の巣(ウォルフ・シャンツェ)」に、数人の女性が呼ばれた。総統ヒトラーの秘書を採用するためだった。採用されたのはトラウドゥル・ユンゲ。家族はナチスには深くかかわるな...
Weblog: 迷宮映画館
Tracked: 2005-12-06 20:29

ヒトラー〜最期の12日間〜 [美化してないよ、未来を良くしたいんだよ]
Excerpt: **********ストーリー************ベルリンで天使業を営んでいたブルーノ・ガンツさんは、ある時、人間の女性に恋をしてしまいました。刑事コロンボの励ましなどもあって、天使をやめて人間に...
Weblog: 自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ
Tracked: 2005-12-06 21:02

ヒトラー 〜最期の12日間〜
Excerpt: 本日1本目は「ヒトラー 〜最期の12日間〜」です。 ヒトラーが地下の要塞で過ごした最期の12日間を秘書が明かす真実のドラマです。個人秘書が明かす話なのでほぼ全て真実なのでしょう。だから、この...
Weblog: ★☆★ Cinema Diary ★☆★
Tracked: 2005-12-06 21:48

ヒトラー ??最後の12日間??
Excerpt: 1945年4月。ソ連軍はベルリンを包囲し猛攻撃を開始する。ヒトラーとナチス首脳は総統官邸の地下に避難するものの、ヒトラー本人を除き敗戦を覚悟していた、極限状態の中で、ヒトラーの指令は常軌を逸したものと...
Weblog: たにぐちまさひろWEBLOG
Tracked: 2005-12-06 22:35

ヒトラー 最後の12日間 ★★★★
Excerpt: >ヒトラー 最後の12日間まずはこれほどにセンセーショナルな、いくつ「超」を並べても足りないほどの問題作が「タブー」という言葉のもとに埋没させられることなく、歴史を再考して風化させまいとする「試み」の...
Weblog: TRUE??TIME WEB??LOG
Tracked: 2005-12-07 20:37

ヒトラー〜最後の12日間〜
Excerpt: Der Untergangこの映画はヒトラーを美化しているのでしょうか?アドルフ・ヒトラーという一人の男の思想で600万人のユダヤ人や彼に心酔し信じたドイツ国民、そしてこの戦争に関わり死んでいった世界...
Weblog: tsublog@theatre
Tracked: 2005-12-07 22:41

「ヒトラー??最期の12日間??」
Excerpt: 日曜に行ったのが間違いだったか、初回から最後までずっと満席でしたね。ついでに隣の「皇帝ペンギン」も。本当は2作とも見たかったんだけど、3時間待って、こちらだけ鑑賞してきました。ヒトラーの女性秘書ユンゲ...
Weblog: the borderland
Tracked: 2005-12-07 22:55

『ヒトラー ??最期の12日間??』レビュー/組織の狂気
Excerpt: 渋谷のシネマライズで、並びに並んで、『ヒトラー ??最期の12日間??』を観てきました。先月のドイツ映画祭にも出品されていた本作は、ヒトラーの秘書の証言をもとに描かれた、かなりの「問題作」です。どれく...
Weblog: 西欧かぶれのエンタメ日記
Tracked: 2005-12-07 23:39

ヒトラー 最期の12日間
Excerpt: ヨアヒム・フェスト, 鈴木 直 ヒトラー 最期の12日間 「ヒトラー ??最期の12日間??」を観ましたヒトラーに特別肩入れすることもなく淡々と描かれていてそれが戦争の壮絶さを際立たせていました印象的...
Weblog: そこで馬が走るかぎり
Tracked: 2005-12-08 00:24

ヒトラー/最期の12日間
Excerpt: "ヒトラー~最期の12日間~" 今タイムリーな話題の「歴史認識」。こればかりは不断の努力がものを言う。歴史について、特に戦争に関する歴史は自ら勉強しようという気持ちがなければ、結局どんな戦争も一括りの...
Weblog: cultyシネマ行状記
Tracked: 2005-12-08 07:33

ヒトラー??最期の12日間??
Excerpt: ★★★★★原題:『Der Untergang』=没落ドキュメンタリーでも様々な
Weblog: mimiaエーガ日記
Tracked: 2005-12-08 09:47

『ヒトラー??最期の12日間??』
Excerpt: 『ヒトラー??最期の12日間』1945年、第2次世界大戦が終焉を迎える頃、ベルリンにはソ連軍の砲火が押し寄せている。ヒトラーと側近たちは、総統官邸の地下要塞に避難していた。もはや敗戦を疑う者はいなかっ...
Weblog: chaos(カオス)
Tracked: 2005-12-08 11:24

『ヒトラー ??最期の12日間??』
Excerpt: ドイツ人自らが負の歴史に向き合ったリアルで見ごたえのある誠実な作品。1942年11月、トラウドゥル・ユンゲという女性がヒトラー総統の個人秘書に採用される。そして、第2次世界大戦のヨーロッパ戦線末期の1...
Weblog: かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
Tracked: 2005-12-08 12:58

ヒトラー 最期の12日間
Excerpt: 恥ずかしながらワタクシ「アドルフヒトラー」について、史上最大の独裁者という基本中の基本である事実以外は何にも知らなかった。それでも最悪の人物「ヒトラー」ついて、少しでも過去の事実が知りたかったので映画...
Weblog: 我想一個人映画美的女人blog
Tracked: 2005-12-08 14:19

ヒトラー 〜最後の12日間〜
Excerpt: 敗戦の再現ヒトラー 〜最後の12日間〜 (Der Untergang)http://www.hitler-movie.jp/こうゆう映画の場合「面白い」って言葉は誤解を招く「良く出来ている」っていうの...
Weblog: arudenteな米
Tracked: 2005-12-08 14:37

ヒトラー 最期の12日間
Excerpt: ★本日の金言豆★ヒトラーと、彼を作品で痛烈に批判したチャップリンは、同い年で誕生日も近い(チャップリンが4日年上)。 今の世の中で独裁者といえば、ツッパリ国家イラク??
Weblog: 金言豆のブログ ・・・映画、本、イベント情報等
Tracked: 2005-12-08 14:53

ヒトラー 〜最後の12日間〜
Excerpt: 評価:★★★★★製作国:ドイツ公開年度:2005年【スタッフ】監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル製作:ベルント・アイヒンガー脚本:ベルント・アイヒンガー【キャ??
Weblog: 軍曹の戦争映画の薦め
Tracked: 2005-12-12 22:27

『ヒトラー最期の12日間』2005年90本目
Excerpt: 『ヒトラー最期の12日間』20世紀最大の独裁者ヒトラー。ドイツ史における汚点をドイツ人自らが演じ撮影。日本映画界にも見習ってもらいたいですね。もっとも日本にはヒトラー総統に匹敵するような人物は居ません...
Weblog: 映画とJ-POPの日々
Tracked: 2005-12-21 00:37

ヒトラー映画を見た!
Excerpt: ドイツ語で話すヒトラーだあ!」ということで、ドイツ語がかなり理解できる妻は卒倒せ
Weblog: ロック詩人・辻元よしふみのブログ
Tracked: 2005-12-29 12:50

ヒトラー 最期の12日間(劇・5)
Excerpt: 私のお薦め度:★★★★★ 「目を見開いていれば、気がついていたはず」 この一言の重みを表現するためにこの2時間半の映画は綴られて行きます。 私はヒトラーの秘書だった トラウデル・ユンゲ (著)をベ...
Weblog: 遅れてきた映画少年
Tracked: 2005-12-30 03:10

『ヒトラー 最期の12日間』
Excerpt: オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督作品『ヒトラー 最期の12日間』2004年 ドイツ2005年8月23日 新宿武蔵野館にて鑑賞★昨日に引き続き、以前書いたものの加??
Weblog: 明鏡止水
Tracked: 2005-12-30 10:51

初めての投稿です・まずは気になるDVDから
Excerpt: はじめまして。こちらでは初めての投稿になります。t-catと申します。blog歴はほぼ1年と数ヶ月、別所で毎日更新を旨に投稿しています。ジャンルを選ばず、買い物とか、煩悩まみれの記事とか、バラ栽培のこ...
Weblog: t-catの物欲行脚
Tracked: 2005-12-30 19:19

【劇場】ヒトラー〜最期の12日間〜
Excerpt:   第二次大戦末期、陥落間際のベルリン、ヒトラーと彼の側近らの12日間をヒトラーの秘書だった女性ユンゲの目を通して描いた作品。ブルーノ・ガンツがヒトラーを演じるということ位しか事前に情報を持ってなくて...
Weblog: 小確幸を探して
Tracked: 2006-01-02 03:05

ヒトラー〜最後の12日間〜
Excerpt: 朝一番の上映を観ようと思って行きましたがかなりの混雑ぶりにびっくり!なんとか座ることは出来ましたが、座席に座れなかった人が階段のところに座布団を敷いて座ってました。確か先週公開したばかりだったように思...
Weblog: まったりでいこう〜
Tracked: 2006-01-07 14:01

「ヒトラー 最期の12日間」
Excerpt:  (原題:Der Untergang )題名に「ヒトラー」と付いているが、内容はベルリン陥落直前の地下のナチス党本部を舞台に、狂言廻しである女性秘書の目を通して描かれた群像劇である。 何よりブルーノ・...
Weblog: 元・副会長のCinema Days
Tracked: 2006-01-07 17:24

ヒトラー 〜最期の12日間〜 (2004) DER UNTERGANG 155分
Excerpt:  1942年、トラウドゥル・ユンゲは数人の候補の中からヒトラー総統の個人秘書に抜擢された。1945年4月20日、ベルリン。第二次大戦は佳境を迎え、ドイツ軍は連合軍に追い詰められつつあった。ヒトラーは身...
Weblog: 極私的映画論+α
Tracked: 2006-01-07 18:13

【ヒトラー〜最期の12日間〜】
Excerpt: ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ララ、コリンナ・ハルフォーフ、出演の歴史ドラマ。公開日:7月9日☆ストーリー☆目撃者はひとりの秘書。戦後はじめて明かされるヒトラー最期の12日間。1942年1...
Weblog: ココアのお部屋
Tracked: 2006-01-07 19:19

だから私はタバコを吸う
Excerpt:  ヒトラーの秘書だったトラウドゥル・ユンゲの懺悔を伴った回想録と、ジャーナリスト ヨアヒム・フェストの著書を元に構成した作品。監督は「es」のオリヴァー・ヒルシュビーゲル。 なお、映画の原題は「Der...
Weblog: 下弦の憂鬱
Tracked: 2006-01-07 20:14

『ヒトラー 〜最期の12日間〜』
Excerpt:  アウシュビッツ収容所でのユダヤ人大殺戮などで悪名高きアドルフ・ヒトラーが自決するまでの最期の12日間を描いたのが本作。 公開されるや「戦後初めてヒトラーを注視した映画。実に力のある映画だ」なんて肯定...
Weblog: 映画大陸
Tracked: 2006-01-07 20:25

ヒトラー 最期の12日間
Excerpt: この映画を観るためにシネマライズ通うこと3回。3度目にやっと入れました。それほどすごい入りの映画、とても楽しみでした。
Weblog: シネマクロニクル
Tracked: 2006-01-07 23:04

映画「ヒトラー〜最期の12日間〜」
Excerpt: お盆はやっぱり戦争モノでしょう。というわけで久々に読んだ手塚治虫さんの「アドルフに告ぐ」に続いて、最近テレビでやってるNHK世界のドキュメンタリー「アウシュビッツ」を観ていると、無性にこの映画が観たく...
Weblog: お気楽ぅ〜
Tracked: 2006-01-08 11:54

「ヒトラー最期の12日間」---広く見開くべし。私も。そしてあなたも。
Excerpt: 「ヒトラー最期の12日間」を先日ようやく見てきた。 1942年、数人の候補の中
Weblog: BigBang
Tracked: 2006-01-09 01:50

ドイツへの傾斜 その2  ...その1からの小さな助走
Excerpt: ■ ドイツへの傾斜 その2  ...その1からの小さな助走  (ドイツへの傾斜 その1 からの続き)    「ヒトラー最期の12日間」を観てから、ナチス&ヒトラー、そして...
Weblog: The fitting room  
Tracked: 2006-01-14 15:42

オリヴァー・ヒルシュビーゲル<br>『ヒトラー ??最期の12日間?? DER UNTERGANG』(04)
Excerpt:  予約していたDVDが着く。ドイツ第三帝国の崩壊の様子を描いたオリヴァー・ヒルシ
Weblog: 二筋縄。
Tracked: 2006-01-16 02:55

1/15 右翼と左翼のルンバ
Excerpt: 友人から紹介を受けたHPからのちょっと感想。・お薦めの映画「ヒトラー 〜最期の12日間〜」(1月14日)わたしゃ後半の内容には一部反対ですね。ただ自民についてを用いて、考えることにつなげているのでは賛...
Weblog: 放浪癖さんあっちへふらふら日記
Tracked: 2006-01-16 07:17

ヒトラー 〜最期の12日間〜
Excerpt: 観ようと思っていたこの『ヒトラー 〜最期の12日間〜』にやっと行って来ました。普段はシネコンで映画は観てるから、座席指定じゃない映画館は久しぶり。観たのは平日の昼間だったのに、結構混んでいて、入場前に...
Weblog: ぷらりんの〔ぷらぷら★ぷらり〕
Tracked: 2006-01-16 20:52

ヒトラー 最期の12日間
Excerpt: 友人は、オセロの松嶋さんが、感動したと言っていたのに興味を示し、私は、三谷幸喜さんが、主演のブルーノ・ガンツさんに興味を持っていたので、この映画を見にいきました。狭くて、広い地球の上。すべてを見通すこ...
Weblog: 今日のわたくしゴト
Tracked: 2006-01-16 21:59

ヒトラー 最期の12日間
Excerpt: Der Untergang2004年 ドイツヒトラーが自殺を図る日までそばにいた女性秘書。彼女がみたヒトラーとは?謎に包まれたヒトラーの死。ヒトラーの自殺説は嘘で、本当は密かに生き??
Weblog: cinema note+
Tracked: 2006-01-17 00:44

第63回 「ヒトラー 〜最期の12日間〜」 ★★★
Excerpt:  アドルフ・ヒトラーの地下で過ごした最後の12日間を当時ヒトラーの秘書をしていた女性の回顧録をもとにしてつくられた映画。 従来の怪物・異常者という描き方だけではなく一人の人間として客観的にヒトラーとい...
Weblog: 映画生活(独断と偏見)
Tracked: 2006-01-17 23:49

B3:ヒトラー 〜最期の12日間〜
Excerpt: 今までもヒトラーについての色々な映画がありましたが、この作品が他の作品と異なっているのはヒトラーを1人の人間として描いているところです。映画自体ドイツが自ら製作したものなのでより一層真剣さが伝わってき...
Weblog: 勝手に映画評価
Tracked: 2006-01-18 01:28

没落を描く 『ヒトラー??最期の12日間??』
Excerpt: ヒトラーをどう描くのか、という興味で見に行ったが、 これはヒトラーの映画ではなか
Weblog: パフィオ - People of About Forty Years Old -
Tracked: 2006-01-18 07:37

ヒトラー〜最後の12日間〜
Excerpt: ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディションブルーノ・ガンツ オリヴァー・ヒルシュビーゲル アレクサンドラ・マリア・ララ 日活 2006-01-14売り上げランキング : おすすめ平均 ...
Weblog: メゾン・オーケストラ 309号室
Tracked: 2006-01-20 17:50

『ヒトラー 〜最期の12日間』
Excerpt:  ヒトラーに3年仕えた女性秘書T・ユンゲの著書を元にベルリン市街戦突入からドイツ降伏までナチス崩壊の断末魔の様子を伝えた作品。 これまで触れること自体がタブー視されて
Weblog: flicks review blog II
Tracked: 2006-01-22 10:52

ヒトラー??最後の12日間??
Excerpt: 「ヒトラー??最後の12日間??」評価 保留『あらすじ』 タイトルの通りなので、省略。『感想…?』 たましょくのブログを読んでいる方の中には、気付いている方もいらっしゃるかと思うのですがたましょくは、...
Weblog: 何を書くんだろー
Tracked: 2006-01-22 12:24

ヒトラー 〜最期の12日間〜
Excerpt: ヒトラー 〜最後の12日間〜 を観た。1945年4月20日。ソ連軍の砲火が押し寄せるベルリン。ヒトラーとその側近たちは、総統官邸の地下要塞に避難していた。もはや敗戦を疑う者はいな??
Weblog: 雑記のーと Ver.2
Tracked: 2006-01-22 12:57

ヒトラー 〜最期の12日間〜
Excerpt: アドルフ・ヒトラーが地下で過ごした最期の12日間を、当時の個人秘書が綴った回顧録を元に描いた衝撃の問題作。ソ連軍の猛攻により日毎に悪化する戦況。そんな極限状態の中、地下要塞のヒトラーはある重大な“決断...
Weblog: 色即是空日記+α
Tracked: 2006-01-22 21:57

ヒトラー 〜最後の12日間〜
Excerpt:  陥落寸前のベルリンで、地下要塞に潜んだヒトラーを中心とするナチス中枢にいた人々の極限状況を描いた歴史ドキュメンタリーです。 ヒトラーの建築家シュペーアも、別れの挨拶にヒトラーを訪ねます。頑強に降伏を...
Weblog: お楽しみはこれから!
Tracked: 2006-01-23 00:44

ヒトラー〜最期の12日間〜
Excerpt: 第二次世界大戦の終盤戦争に負けた日本の終戦がどのようなものだったかは今まで観たあらゆる映画やドラマなどからすんなり予測が出来るが、ドイツの方はあまり身近に耳に入ることもなかったので興味がなかった(ただ...
Weblog: Cinemermaid
Tracked: 2006-01-24 06:56

ヒトラー ??最期の12日間??
Excerpt: DVD鑑賞/★★☆ 2004年/ドイツ、イタリア 監督:オリヴァー・ヒルシュビ
Weblog: 夜ざくら
Tracked: 2006-01-24 15:31

『The Downfall-Der Untergang』
Excerpt: 『The Downfall-Der Untergang ヒトラー ??最期の12日間??』を観て参りましたストーリー・・・1942年、トラウドゥル・ユンゲはヒトラーの個人秘書として雇われる。その2年半...
Weblog: BEAUX JOURS
Tracked: 2006-01-25 00:54

ヒトラー 〜最後の12日間〜 
Excerpt: ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディションゴウ先生ランキング: A-早稲田松竹2006年1月25日(水)9:30からの回公式サイト: http://www.hitler-movie.jp/...
Weblog: 映画と本と音楽にあふれた英語塾
Tracked: 2006-01-26 20:13

DVD「ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディション」入荷!
Excerpt: ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディションブルーノ・ガンツ オリヴァー・ヒルシュビーゲル アレクサンドラ・マリア・ララ 日活 2006-01-14売り上げランキング : Amazonで詳...
Weblog: なおさんの「徒然日記」
Tracked: 2006-01-28 17:58

■ヒトラー ~最後の12日間~
Excerpt: ヒトラー(ブルーノ・ガンツ)に気に入られ、個人秘書の職を得たトラウドゥル・ユンゲ(アレクサンドラ・マリア・ララ)。彼女が秘書として働きはじめて2年半が経った時、第2次世界大戦のヨーロッパ戦線は...
Weblog: ルーピーQの活動日記
Tracked: 2006-01-30 00:52

ヒトラー最期の12日
Excerpt:  2日連続で、帰ったら日付が変わる直前でした。いくら忙しい時期とはいえ、恐ろしくキツいです。 さて、もう2日前になりますが、ようやく「ヒトラー最期の12日 」を観る事が出来ました。各所で言われています...
Weblog: Happy happy tea time
Tracked: 2006-01-31 09:05

ヒトラー??最後の12日間??
Excerpt: 《ヒトラー??最後の12日間??》 2004年 ドイツ映画 - 原題 - DER
Weblog: Diarydiary!
Tracked: 2006-01-31 12:23

ヒトラー〜最期の12日間〜
Excerpt: 早稲田松竹にて、やっと見てきました。去年の映画なんですが、人気があると言う事で、後回しにしたんですよ。空いてから行こうと思っていたんですけどね。さて、ドイツがとうとうタブーとされてきたヒトラーを題材に...
Weblog: 何となく日記帳
Tracked: 2006-01-31 17:03

ヒトラー ~最期の12日間~
Excerpt: ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディション久々です(*´∀`*)最近 年がら年中眠たいつД`)・゚・。・゚゚・*:.。BReeDですι(゚∀゚)ノ今日は【ヒトラー ~最期の12日間~】大体...
Weblog: 月の影
Tracked: 2006-02-01 08:12

「ヒトラー〜最期の12日間〜」
Excerpt: 今週私のDVD生活に、ナチス・ドイツ絡みが偶然続いている。またナチス・・・。ため息まじりで借りてみる。ヒトラーといえばイメージでは死神。悪魔に魂を売り渡した的なこわ〜いイメージが先行していた。それでナ...
Weblog: 電影迷宮・2006!!
Tracked: 2006-02-05 12:01

【映画:感想】ヒトラー〜最期の12日間〜
Excerpt: 渋谷のシネマライズに見に行こうと思って、上映時間とかも調べていたんですが、ふと思
Weblog: 読書生活日々徒然。
Tracked: 2006-02-06 00:19

ヒトラー 最期の12日間
Excerpt: 2004年 ドイツ 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル 原題:DER UNTE
Weblog: 銀の森のゴブリン
Tracked: 2006-02-07 00:13

???????????若鐔?????????鐚?鐚???ラ??鐔?
Excerpt: この週末はそんなに用事もなく(あ、そこ、いつもヒマでしょ、とか言わない)、観たい映画がいくつかあったので、観ようかな〜と思ってました。超メジャーな作品だとどこのシネコンでもやってたりするんですが中メジ...
Weblog: 欧風
Tracked: 2006-02-07 06:35

『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』
Excerpt: 2005年 ドイツ 公開日:2006/01/18 劇場鑑賞06/02/03 &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbs...
Weblog: 異国映画館
Tracked: 2006-02-07 08:12

ヒトラー 〜最期の12日間〜 2004年/ドイツ
Excerpt: 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル脚本:ベルント・アイヒンガーCAST:ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ララ、ユリアーネ・ケーラー歴史上の人物として直視することさえタブーとされる男、史上最も...
Weblog: 一日一生〜僕のサンクチュアリ〜
Tracked: 2006-02-12 03:31

ヒトラー〜最期の12日間〜
Excerpt: (\'A`)<1記事1作品のレヴューにすることにした見たかった作品を上げた中でもう一つ良かった作品は
Weblog: 腐ってもあやぽ
Tracked: 2006-02-12 15:09

ヒトラー ??最期の12日間?? 
Excerpt: DER UNTERGANG監督: オリヴァー・ヒルシュビーゲル 音楽: ステファン・ツァハリアス 出演: ブルーノ・ガンツ,アレクサンドラ・マリア・ラーラ,ユリアーネ・ケーラー,トーマス・クレッチマン...
Weblog: サウンドトラック秘宝館
Tracked: 2006-02-14 17:34

ヒトラー ~最期の12日間~(Der Untergang)
Excerpt: 監督 オリヴァー・ヒルシュビーゲル 主演 ブルーノ・ガンツ 2004年 ドイツ/イタリア映画 155分 ドラマ 採点★★★★ “理想”を貫き通すには、多くの犠牲が払われる。やがて“理想”は“妄想...
Weblog: Subterranean サブタレイニアン
Tracked: 2006-02-24 17:34

●ヒトラー〜最後の12日間〜 (DER UNTERGANG)
Excerpt: 今日はソファーが一日のうちどの時間にくるのか分からないという 荷物待ちにより外出できない一日だったので 積鑑賞だった「ヒトラー〜最後の12日間〜」を鑑賞しました!1942年??
Weblog: コブタの視線
Tracked: 2006-03-13 21:14

映画のご紹介(113) ヒトラー 最期の12日間(2005年)
Excerpt: ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(113) ヒトラー&#12316;最期の12日間&#12316;(2005年)-戦争って、本当は誰が責任を負うのか?3月中旬以降、映画館で上映している映...
Weblog: ヒューマン=ブラック・ボックス
Tracked: 2006-04-01 12:52

「アドルフの画集」&「ヒトラー最期の12日間」
Excerpt:  アドルフ・ヒトラー関連の映画を2本見ました。 1つは「アドルフの画集」という映画。 アミューズソフトエンタテインメント アドルフの画集  主人公はマックスというユダヤ人で、彼は画家だったのですが、第...
Weblog: シナリオ3人娘プラス1のシナリオ・センター大阪校日記
Tracked: 2006-05-17 16:27

映画鑑賞感想文『ヒトラー最期の12日間』
Excerpt: さるおです。 『DER UNTERGANG/ヒトラー最期の12日間』を観たよ。 監督は『DAS EXPERIMENT/es』でも話題を呼んだオリバー・ヒルシュピーゲル(Oliver Hirschbie...
Weblog: さるおの日刊ヨタばなし★スターメンバー
Tracked: 2006-07-12 02:47

映画 『ヒトラー 〜最期の12日間〜』
Excerpt: 上映されていた頃、どうしても観に行く時間が無いまま上映が終了してしまい悔しい思いをした作品。大学で上映会があったので、行って観た。『ヒトラー 〜最期の12日間〜』  2004年原題 : Der Unt...
Weblog: Death & Live
Tracked: 2006-09-02 08:55

ヒトラー〜最期の12日間>
Excerpt:  「わが闘争」(下)アドルフ・ヒトラー著を読み始めた所で、いよいよこの映画を観るる時が訪れたようだと借りた、「ヒトラー〜最期の12日間」。 この映画は、ミュンヘン出身のヒトラーの秘書ユンゲが、ヒトラー...
Weblog: Life is beautiful
Tracked: 2006-09-13 02:28

『ヒトラー 〜最期の12日間〜』
Excerpt: この映画が公開された時期に、原作『私はヒトラーの秘書だった』は、読んだのですが。もう少し、早く決断していれば…。ということが、人生には多々あるけれど、この人の場合は、そんな言葉じゃぁ済まされない。だけ...
Weblog: *モナミ*
Tracked: 2007-04-13 19:40

ヒトラー/最期の12日間@我流映画評論
Excerpt: 今回紹介する映画は、以前このブログでも紹介した『es』の監督、オリバー・ヒアシュビーゲル作品、『ヒトラー/最期の12日間』です。まずは映画のストーリーから・・・1942年、ミュンヘン出身の若い女性が、...
Weblog: ジフルブログは映画・音楽・札幌グルメを紹介|GFL BLOG
Tracked: 2007-09-02 00:47